用紙について

写真を綺麗に印刷するには、やっぱり光沢紙などの写真専用紙を使いましょう。1枚あたり50〜100円とちょっと高いですが、六つ切や四つ切りの大伸ばしで写真を焼く値段のことを考えれば安いものですよね^^;。

特にEPSON PMシリーズ、キヤノンBJF850といったインクジェットプリンタは写真専用紙でないと、その性能を発揮できないと言っても決して過言ではありません。

また、インクジェットプリンタ用の写真用紙は、メーカー純正品からサードパーティ製まで各種販売されていますが、こと、カラーマッチングのためには、メーカ純正のものを使用するのが得策です。

なぜなら、各プリンタメーカーは、純正の用紙に印刷したときの色を基準に、カラーマッチングのために必要になる情報(ICCプロファイル)を作成するからです。

カラーマッチングでは、使用する用紙の性質も含めて、色の変換が行われるので純正の用紙でないと意図しない結果になってしまうのです。

メーカー純正品でも、用紙の種類ごとにプリンタドライバで用紙設定が必要です。これも、間違えると、変な色がでるので、プリンタドライバの設定で用紙の種類を選択できますので、面倒でも正しく設定しましょうね。

普通紙、コピー用紙じゃだめなの?

普通紙や、コピー用紙、それからちょっと高めのコート紙など、いろんな種類のプリンタ用紙が発売されてますね。ためし刷りなどでは、これらの紙を使うのは一向にかまいませんが、やっぱりお気に入りの一枚をコダワリをもって印刷するときは、写真出力用の光沢紙を使ったほうがいいと思います。

特にキヤノンBJF850や、エプソンPM700C〜800C系のプリンタをお使いの方は、普通紙はやめた方がいいでしょう。これらのプリンタは非常に綺麗な出力を出します。が、インクを使う量が多いんです。だから普通紙やコピー用紙では、インクを吸収しきれなくてにじんじゃうんですね。だから、色も正確に出ません。

通常のコート紙でも、PM800C/3300CやBJF850の場合、吐出されるインクの量を用紙が吸いきれないようなので、色がにじむ傾向にあります。

やっぱり、ちょっと高くても純正の光沢紙をお勧めします。