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入力済みの日付の年を入れ替える：Excel基本講座

更新:2025/4/15;作成:2017/1/3

入力済みの日付の年を入れ替える　　　　　　　Topへ

• 年の変わった時期には日付の入力がちょっと面倒になります。
  ExcelではPCのカレンダーと同じ年であれば、年の入力は省略することができます。ところが年が変わって、前の年の日付を入力するときにちょっと面倒になるときがあります。
• ここの例では、B3セルに　12/25　と入力して、　12月25日と表示された後、オートフィルで　1月4日までの連続データを入力したものです。
  なお、この記事を書いているのは2025年1月です。
  
• 表示形式を　yyyy"年"m"月"d"日" (長い日付形式)　に変更して年を表示すると、2025年12月25日〜2026年1月4日になっているのがわかりました。
  この記事を書いているのは2025年1月ですから、当然なのですが・・・ついうっかり・・・このようなことをやってしまいます。
  

2025年を2024年に変更したい　　　　　　　Topへ

• 12月の日付を2024年に変更します。ここでのポイントは　セルの値は　2025/12/25〜2026/1/4　といった形式になっているということです。
  表示形式で　2025年12月25日　といったものになっているだけということに注意してください。　

1. [ホーム]タブの[検索と選択]→[置換]を実行します。
   ショートカットキーは　[Ctrl]+[H]　です。
   
2. 変更したい日付が入力されてるセルを選択しました。
   検索する文字列に　2025/　と　スラッシュまで入力します。
   置換後の文字列に　2024/　と　スラッシュまで入力します。
   [すべて置換]ボタンをクリックしました。
   
3. 「7件を置換しました」と表示されました。
   シートを見ると、2017年が2016年に変更されているのが確認できました。
   なお、数式バーを見ると　値は　2016/12/25　と変更されているのがわかります。
   
4. 同様に、残りの　2026/　を　2025に置換します。

2025年を2024年に数式で変更したい　　　　　　　Topへ

• 数式を使って変更したいケースがあるかもしれません。
  スピルが利用できるExcel for Microsoft365,Excel2021以降のバージョンでは、
  DATE関数を使って　=DATE(YEAR(B3:B13)-1,MONTH(B3:B13),DAY(B3:B13))　
  といった具合にして、前年の年に変更することができます。
  • スピルが利用できないExcel2019以前のバージョンでは
    =DATE(YEAR(B3)-1,MONTH(B3),DAY(B3))　
    と入力して、下方向へ数式をコピーします。
  
• Excel for Microsoft365ではショートカットキーは　Ctrl+Shift+V　で値の貼り付けが可能になっています。
  D3:D13セルを選択して、[Ctrl]+[C]でクリップボードにコピーします。
  B3セルを選択して、[Ctrl]+[Chift]+[V] で値の貼り付けを実行します。
  D3:D13は不要になるので、削除します。
  
• ショートカットキーは　Ctrl+Shift+V　で値の貼り付けが使えない場合
  置き換えるときは、数式で変換したセルを選択してコピーします。(ショートカットキーは　Ctrl+Cです。)
  貼り付け先の B3セルを選択して、[ホーム]タブの　[貼り付け]→[値]を実行します。
  D3:D13は不要になるので、削除します。
  

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