いっやー、面白かった、面白かった、面白かった! 楽しかった、楽しかった、楽しかった!
初日の1回目上映を観て、帰ってきて、夜になって思い出しても、面白かったな〜という思いが続いている。
めったに買わないパンフを買ったというのも、めっちゃ気にいった証拠だよね、われながら。
また観に行く!! 行きたいよ!!
最高にファンタジックで、奇妙にユーモラスなうえ、ホロリとさせられる。
こういうの、大好きだよ!
ティム・バートン監督&ジョニー・デップ・コンビの大傑作と言い切りましょう!(音楽のダニー・エルフマンも入れて、トリオにしてもいいのだが。)
とにかく、なにもかもグッド!
工場に招待された、チャーリーを除く4人の子どもたちの、性格の悪さも個性的でいい!
ウンパ・ルンパ、最高!
子どもが悪いことをして○○すると、いちいち出てきて歌うウンパ・ルンパたち。面白くて、頬が、ゆるみっぱなしです。
「2001年宇宙の旅」、「サイコ」、MGMの水中ミュージカル、ビートルズなど、パロディもいっぱい!
ダニー・エルフマン、きっと、自由にイマジネーションできただろうから、大喜びで作曲したんだろうなあ。
ウンパ・ルンパの声は、ダニー・エルフマンがやっているらしいし。
おじいちゃん役のデビッド・ケリーも最高! 工場に行けることになり、いきなり奇声を上げて飛びあがって喜ぶ可愛さったら。
忘れちゃいけない、ジョニー・デップ。いいですよー。茶目っ気たっぷり。
しかし、親子関係については、何か自分の中で、引っ掛かるところがあるらしい。必ずしも、子どもたちを歓迎してはいないようなところが見えてくる…。さあ、一行の工場見学は、はたして、どうなっていくのか。
これ、ジョニデ以外に、誰か適役として思い浮かぶ俳優がいるだろうか。少なくとも、この映画を観たあとでは、もはや、他に誰も思い浮かばない。
工場のセットもファンタジックそのもの、夢のよう。
チャーリーの住む、ぼろ家が傾いてるところも、いかにもティム・バートン風味。
おじいちゃん、おばあちゃんが並んで寝てる光景も、なーんか、ほのぼの。
リスたちが可愛い!!!!! 大勢のリスの動きが素晴らしいのなんの!
女の子の頭を叩くところなんか、大笑いさ。
いいなと思うところを挙げていけば、切りがない。
そういえば、招待された1人が、ボーレガードという苗字なのだ。これは「バス停留所」での、マリリン演じるシェリーの相手役ボーの本名じゃあーりませんか! 苗字と名前の違いはあるけど、うれしいな!
1971年にジーン・ワイルダーによる「夢のチョコレート工場」という映画化があったそうで、それも観てみたくなったし、原作も読んでみたい。
とにかく、これ以上なく面白おかしい世界を見せてくれながらも、人情味を忘れないラストを、しっかりもってきた、私にとっては、言うことなしの快作といえる。ティム・バートンが好きなら、決して裏切られることはないはず。