「はじまりの戦い」というタイトルは嫌い。映画の内容は普通に好き。
原題は、オズ・偉大で力に満ちた者、みたいなことだが。
邦題になると、映画の中で戦いの場面があれば、単純に「戦い」と、つけたがる。おもしろそう、と思う人がいるからだろうか。
そして、1939年の傑作「オズの魔法使」よりも先の話だから、今度のほうが「はじまり」なんだよというわけで「はじまりの戦い」。
で、「はじまりの戦い」って何? 何かが始まるときの戦いか? 始まるための戦いか? もしかして、戦いの始まりのことか? あやふやっぽくね?
内容は、なんたって3人の美女が主演だから、文句はない。
ミラ・クニスさんは、きれいだったねー。前半は、ですけどね。
スキップしていくところなんか、もー、愛らしさ満点じゃないですか!
ミシェル・ウィリアムズさんは清楚でいいんだけど、いい子すぎて意外性がない。
ミラとミシェルの役を反対にして観てみたかった。
ブラックなミシェル魔女を見たいのだ!
ミシェルは2役。
レイチェル・ワイズさんは3人のなかでは、ちょっと役が小さいが、内に秘めたものをあらわすときは、見せ場だったね〜。
陶器の少女も、かわいかった。
声をあてたのは、ジョーイ・キングちゃん。12歳か13歳。
車椅子の少女の役も演じていて、うまいです。この子は。
「ダークナイト ライジング」で、マリオン・コティヤールの少女時代を演じていた…のかな。少年みたいな見かけの。
ディズニー印のファンタジーとして、しっかり、できてる。
ジェームズ・フランコは、シルクハットが似合うから採用したと、監督は言ってたらしい。