イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所

IF I STAY
監督 R・J・カトラー
出演 クロエ・グレース・モレッツ  ジェイミー・ブラックリー  ミレイユ・イーノス  ジョシュア・レナード  リアナ・リベラト  ステイシー・キーチ
原作 ゲイル・フォアマン
脚本 ショーナ・クロス
撮影 ジョン・デ・ボーマン
編集 キース・ヘンダーソン
音楽 エイトール・ペレイラ
2014年 アメリカ作品 107分
好き度☆☆☆


クロエたん主演。こういう状況だと、やはり泣けちゃう…という映画。

少女期の姿をスクリーンに残しつつ、大人になってきたクロエたん。
いまどき、クロエといえば、クロエ・グレース・モレッツ!
彼女が演じる、恋愛がらみの、生死の決断のドラマでした。

以下、ネタばれ。
あらすじだけの作品紹介ですら書いてあるだろうことを、ここではネタばれとします。何も知らないで見るほうが、インパクトが大きいに決まっているので。

彼女が病院のベッドに横たわる自分を見るというのは、臨死体験談で「寝ている自分を天井に浮いて上から見ていた」などという話にヒントを得たのかも?
彼女は「自分の意思で」生きるか死ぬかを選ぶ立場に立たされた…。

映画では、その前までの彼女の人生を見せていき、そういう経験をつんできた彼女の選択を、観客は見守ることになる。
もし自分が彼女だったら、どうなのだろう?と考えてしまう観客もいそうです。

カップルの付き合いの未熟さは、若さゆえと考えておきましょうか。
少し惜しかったのは、彼女の決断の瞬間がはっきりしなくて、劇的な度合いが足りない気がしたこと。
それに、あの状況ならば、感情のままに早まって死ぬより、生きたほうが絶対にいいと思うなあ。まだ、家族、友人、彼氏、将来の夢まであるんだから。

クロエたんのチェロ演奏も見どころ(聴きどころ)。




〔2014年10月11日(土) 新宿バルト9〕


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