うーん、フツーだなー。
私のアマンダ主演だから、観ておかないとと思って、いそいそと映画館へ。
彼女も来日するほど、宣伝にがんばった作品だ。
で…、まず、パパロス(父親を失った寂しさ、ですか)のためなのか、男遊びしてしまうというのが、説得力がどうなのか、と考えてしまう。そうでない人も大勢いるわけだし。
作家という職業も、映画の題材に使われすぎでしょー、と感じる。
ラッセル・クロウの第一イメージは個人的には、マッチョなグラディエーターなものだから、多少、似合わないというか。
子ども時代の役の女の子(カイリー・ロジャーズ)は、彼女が成長したらアマンダに似た感じになるかもなあ、と思えるし、演技もしっかりしていて、いい配役だったのではないだろうか。
脇役がなにげなく豪華で、ジェーン・フォンダ、オクタヴィア・スペンサー、クヮヴェンジャネ・ウォレスという女優陣が支えている。
アマンダとラッセル・クロウは「レ・ミゼラブル」で共演しているけど、本作では顔を合わせなかったそう。(撮影日が違っただけで、べつに仲が悪いわけではない。)
あ、この映画、ミュージカルにしちゃえばよかったのに。クヮヴェンジャネちゃんだって歌えるし。(笑)
バート・バカラック(大好き)の“CLOSE TO YOU”が流れると泣ける。いい曲なので…。
ジュークボックスのシーンは、パパに救われたようなものだよね。