007は、もはやお付き合いで見ているような気がする。
それ以上でも、それ以下でもない、作品のインパクト。1作目からすべてを見てきたから、見るけどさ。
少し以前に、ツイッターに以下のように書いた。
『「007 スペクター」観た。自分が今のリアルな007を見て引っかかる理由。それ、死ぬだろ? そんなうまくいくわけないだろ? という部分があると、リアルな作り方とは合わないからだ。』
以前の、おちゃらけたようなジェームズ・ボンド(とくにロジャー・ムーアとか)なら、そんなバカな〜!と思っても、笑って許せるのだ。そういう作りなのだから。
でも、今のダニエル・クレイグ・ボンドのシリーズは、マジで話を作っているわけでしょう。そういう流れの中で、あれ? 都合よすぎじゃね? と思ってしまうと、なんだか違和感があって、冷めてしまうのだね。
オープニングから狙撃態勢に入るまでの長回し撮影は素晴らしい。
どうやって撮っているのかと感嘆するほどだった。
あとは、取り立てて、言いたいことはありません。つまらなくはないですが。自分の感じるところでは、「こんなものでしょう」か。
主題歌も、1回聞いたら覚えられるような、もっとストレートにパンチとインパクトのあるものがいい。