叔父と甥の会話(言い合い)が、なかなか笑える。ユーモアがあっていい。
もっと、ミシェル・ウィリアムズさんの出番があるのかと思ってたら、少しでしたね。
終盤の、道端でのセリフは、感情が爆発しすぎのように思えた。やりすぎでは? と。
そこまで抑えていたものがあったとしても、それまで描かれてきていないから、いきなりすぎて驚くほど。
甥のほうは、二股かけてるし、バンドやったり、けっこうイマドキですか?
甥の母親役でグレッチェン・モルさんとか、彼女の彼氏役でマシュー・ブロデリックとか出ておりました。
後悔してもしきれないことは起こりうるし、傷を癒やすのは簡単じゃないけれど、人は自分でなんとかして生きていかざるをえず、やがては希望も生まれてくる…かもしれない。
人生ですね。
マンチェスター・バイ・ザ・シーというのを、イギリスの地名マンチェスターだと、すっかり思い込んでいた。海のそばのマンチェスター、という意味かと。(しかし、地図を見てみれば、イギリスのマンチェスターは海のそばではないと分かる。)
ところが、映画の中で、ボストンから1時間半というから、おかしいなとは思っていた。では、イギリスにもボストンという地名があるのかと考えた。
あとから調べると、アメリカにちゃんと、マンチェスター・バイ・ザ・シーという地名があるのだった。勉強になった。