KUBO/クボ 二本の弦の秘密

KUBO AND THE TWO STRINGS
監督 トラヴィス・ナイト
声の出演 アート・パーキンソン  シャーリーズ・セロン  マシュー・マコノヒー  ルーニー・マーラ  ブレンダ・バッカロ  レイフ・ファインズ  ジョージ・タケイ  ケイリー=ヒロユキ・タガワ
原案 シャノン・ティンドル  マーク・へイムズ
脚本 マーク・へイムズ  クリス・バトラー
撮影 フランク・パッシンガム
編集 クリストファー・マリー
音楽 ダリオ・マリアネッリ
2016年 アメリカ作品 101分
好き度☆☆☆☆


日本人の映画ファンには、うれしい作品でしょう!

だって、ちゃんとしているんだもん!
昔の日本の様子に違和感がなかった。何時代なのかは決めていないのかもしれないが。

アニメならではの、細かさや美しさ、ストップモーションアニメであるらしいけど、そんなことは知らず、また、どうでもいいことで、面白さに見入っていた。

クボ(これ、名じゃなくて姓でしょ!?とツッコみたいところだが)が三味線を弾いて、折り紙の武士などが動き出すところから、もう、すごい!と感激
三味線の音色って、かっこいいし、気分が上がるし、映像の驚きとの相乗効果が!

しかも! シャーリーズ・セロンさんなのだ、クボ少年とともに旅に出る猿の声優が!
彼女のチャーミングな声がたくさん聞けて、うれしいったらない。

敵の女ふたりの顔の造形も素晴らしい。
猿さんとの剣戟も迫力満点、シャーリーズ、声優であってもアクションスターなのか!
惚れる。(猿なのに。いや、シャーリーズだから、なおさらかも。)

ボスとの戦いのときに、タイトルの意味が判り、感動。
助っ人登場に、感動。
ボスに対する民衆の扱いに、感動。
ラストシーンに、感動。
泣くぞ。

エンディングの選曲の理由に気づいて、感動。(たぶん、ああいうことだろう。)
しかも、三味線を使っていて、感動。
さらに、絵柄で北斎の絵を模したりしていて、感動。

素晴らしかった。製作にかかわった皆さん、ありがとう!

もう1回、観ようかな。




〔2017年11月19日(日) 新宿バルト9〕


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