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出版社 | 中央公論新社 | |
叢書・シリーズ名 | 中公文庫(か-56-3) | |
初版発行日 | 2000年12月20日 | |
定価 | \724 | |
ISBNコード | 4-12-203758-1 C1122 | |
本の形態 | 文庫判 315ページ | |
著者 | 鹿島茂 | |
内容 | 第1章 世紀末パノラマ館 プロローグ 1 パリ万博 2 電気照明 3 地下鉄 4 アール・ヌーヴォー 5 オルセー美術館 6 PLM鉄道 7 鉄道と読書 8 ヴィシー 9 トゥルーヴィル 10 リゾート地のスポーツ 11自転車 12 自転車レース 13 自動車 14 オリンピック 15 体操 16 大衆紙 17 新聞宅配制度 18 街頭ポスター 19 モリス広告塔 20 ヴァラス給水泉 21 ヴェスパジェンヌ 22 下水道 23 ゴミ容器(プベル) 24浴室 25 専業主婦とデパート 26 デパートの待合室 27 デパートのホール 28 既製服の進出 29 ミシン 30 エレベーター 31 鋳鉄装飾 32 コンビニの先駆者 33 チョコレート 34 殺菌牛乳 35 氷 36 ブラスリ 37 カフェ・コンセール 38 シャ・ノワール 39 ル・ミルリトン 40 ムーラン・ルージュ 41 グランドホテル 42トラムウェイ 43 銀行建築 44 豪華客船 45 電話 46 映画 47 サクレ=クール寺院 48 アレクサンドル三世橋 49 エッフェル塔 第2章 橋上のユートピア 1 ヘンドリック・モマーズ 「ドフィーヌ広場の入口から眺めたポン=ヌフ」 2 オーギュスト・ルノワール「ポン=ヌフ」 3 ラグネ「ノートル=ダム橋とポン=ト=シャンジュの間で 行われた船乗りたちの水上槍試合」 4 ユベール・ロベール「ノートル=ダム橋の建物の破壊」 5 アンリ・ルソー「サン=ルイ島の眺め、夕暮れ」 6 カミーユ・ピサロ「ロワイヤル橋とフロール橋」 7 シャルル・メリヨン「プチ=ポン」 8 アルベール・マルケ「雪のノートル=ダム」 9 ポール・ゴーガン「イエナ橋付近のセーヌ川、雪の日」 10 ギュスターヴ・カイユボット「ヨーロッパ橋」 第3章 失われたパリを求めて ナポレオン三世の見果てぬ夢 失われたパリを求めて 1 ルーヴル 2 オペラ座 3 バスチーユ広場 4 レ・アール 5 トロカデロ宮/シャイヨー宮 6 エッフェル塔 7 シテ島 8 ノートル=ダム橋 9 レピュブリック広場 10 モンマルトル/サクレ=クール 第4章 快楽の共産主義 1 サン=シモン、フーリエの思想 2 人類の目的は「生産」−サン=シモン 3 すべての欲望を解放せよ−フーリエ 4 情念共産主義への道−サン=シモンとフーリエの夢の跡 あとがき,文庫版あとがき,初出一覧 「あの」パリの時間へ−知識を繋ぐ神経細胞の本−(竹宮惠子) |
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備考 | 世紀末のパリに纏わるエッセイ集。各章はそれぞれ別の書籍等に掲載されたもので、それを1冊の本にまとめたもの(各章の章名が掲載時タイトル)。1996年に角川春樹事務所から出版されたものの文庫化。 文庫化にあたって新たに巻末解説(5P)が付けられた。鹿島茂氏の書籍との出会いについて触れている。 |