●旅行最終日
3日ぶりにまともな寝床での起床。
すがすがしい朝の目覚め。
何はともあれ、北海道旅行最終日の朝となりました。起きたと思ったら、昨日の夜買ってきた豚マンを朝から食べ出す橘くん。
元気だね…。
一階のレストランでバイキング形式の朝食をとりながら、北海道旅行最終日の予定を確認する。
札幌の市内観光にすべきか、それとも小樽まで足を伸ばして寿司食い放題の旅にすべきか?
結局、旅の最終日になってから言うのもなんだが…
3日間で1400キロも移動するような、
そんな旅行はちょっと人としてどうだろう?(爆)
と、至極まっとうな答えに今更ながら気がつく二人。
気がつくと言うよりは、今まで目をそらしていて、見ようとしていなかっただけだろうが(苦笑)
とりあえず、最終日ぐらい観光旅行っぽい旅行にしようということで、札幌の市内観光に決定。
(結果として観光旅行とは程遠い内容でになるのだが…)
朝食後、部屋に戻り荷物の整理をする。
キャンプ道具など、一度は宅配便で自宅へ送ろうかとも考えたものの、結局は自分のポリシーに従い持って帰る事にする。
ちゃんとコンロ用のガスは処分しましたよ(苦笑)
橘くんは旅の途中で自分の日記更新用にノートパソコンを持参していたものの「HP更新作業の為」には一度も使う機会がありませんでした。
携帯アダプターが壊れていた為、道すがらの公衆電話でつなげばいいや、などと旅の前には言っていたのですが…
1400キロ走って、データ通信の出来る公衆電話が一台も見つけられませんでした(爆)
そのくせICカード式の公衆電話はあったんですけど…
まあ、ホテルのロビーでやっとデータ通信可能な公衆電話を見つけたものの結局はポートの設定が上手くいかず、
MP3再生専用機としてしか役に立たなかった。
ホテルのフロントに確認したところ、ホテルの駐車場は一般駐車場もかねている為、そのまま止めておいても追加料金を払えば問題ないとのこと。
車をそのままにしてガイドブックとカメラだけを持ってチェックアウトだけすると後車は駐車場に置いたままホテルを後にした。
地下鉄は使わず、すすき野から札幌駅方面にだらだらと歩いていく。
昨日までの旅行先が人のあまりいないところばかりだったので気づかなかったのだが、街を行き交うスーツ姿の人波に「あーそういや平日だったんだ」と今ごろになって実感する。
しばらく歩くとビルの谷間に定番の観光スポット時計台が見えてくる。
その独特のたたずまいは、僕の脳裏に甘酸っぱい思いをよみがえさせる。
初めて旭川を訪れた僕が「最初に見かけたラーメン屋でラーメンを食べよう」と思い商店街を歩いていると最初に見つけたそのラーメン屋が
旭川ラーメンとは何の関係もない札幌ラーメンのチェーン店「味の時○台」だった時の僕の気持ち。
味噌ラーメンを期待して訪れたラーメン横丁のある店で、店主に「一押しのラーメンは?」とたずねた時の答えが「しょうゆラーメンだよ」と言われた時の気持ち。
そんな気持ちをなぜか思い出させるたたずまい・・・
それが札幌時計台。
その後は大通り公園で噴水やテレビ塔を下から眺め、旧北海道庁へ。
(テレビ塔は橘くんが強固に反対したため登れませんでした。登る気はなかったんですがその辺はお約束ということで)
ガード下を抜け北海道大学へ。
まだ、大学は夏休みなのでしょう、学生より観光客の方が人数多かったですね。
ポプラ並木、銀杏並木をながめ、獣医学部へ…
行くだけの元気はありませんでした(苦笑)
真冬なら学内で遭難できるな、ほんとに。
地下鉄で再度すすき野まで戻り、今度は狸小路商店街でウインドーショッピング。
商店街の回転寿司屋で遅めの昼食。
夕方の渋滞も考慮してそろそろ千歳方面へ向う事にする。
駐車場から車を出し千歳方面へ向うが途中もう一個所ぐらい観光地を見ていこうと地図を広げた。
羊が丘展望台。最後に僕らが向った観光地…だったはずなのですが、気がつくと札幌ドームのまわりをぐるぐると…。
展望台への入り口を間違えていました(苦笑)
クラーク像の向うに見えるのが札幌ドーム。
無事レンタカーを戻し千歳空港へ到着。
チェックインを済ませ、一旦手荷物もロッカーに預け夕飯とお土産を探しに向う。
ここにきてやっとまともにお土産を買う気になっているあたりが、薄情だよね。食堂でサッポロクラシックビールを飲みながら軽い食事。
(実はこの後、お弁当も買って機内で食べました)
さて、次に来る時はもう少し落ち着いた旅行にしたいなと、思いつつ僕らは機上の人となった。
●おまけ
・・・これでおわれれば綺麗な旅行記なんだろうな(苦笑)
すいません、わたくし一部割愛しておりました。
実は北海道大学から羊が丘展望台までの間にほんの少しだけ観光をしておりました。どんんな観光かというと・・・。
札幌電気街散策(笑)
まあ、全ては起き抜けにMP3再生専用機になったノートパソコンから流れてきた長崎みなみの歌声がいけないんだょ…
げっちゅー、げっちゅーと脳内でリフレインする催眠音波(爆)
気がつくと僕ら二人はベスト電器、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、札幌駅前3大電器店を巡り某ゲームソフトを探していたのです。
でもね、総じて電器屋店舗内は秋葉原の店より広かったです、店内で迷子になりそうになるぐらい…
その後は狸小路の商店街を徘徊するものの、目的の商品は見つからない。
仕方なく、店検索とHPチェックのためインターネットカフェへ。
もはや、札幌だろうと秋葉原だろうと、日本橋だろうと僕らのやってる事っていつだって一緒。
とにかく、旅行に出て以来のネット環境を手に入れた二人。
1時間弱の時間をその店で過ごすと、新たな目的地メロンブックスを目指して旅立った!
余談だが、狸小路の某店で風雨来記の「夏と冬の円舞曲」が一冊1300円で売られていたのだが…
まさか、札幌で店頭売りしているとは思わなかった。
そして、メロンブックスにて銀色完全版購入(笑)
とりあえず、自分へのお土産とする…
旧北海道庁→ベスト電器→ヨドバシカメラ→九十九電器の前を通りすぎ(笑)→
北海道大学→大学近くの中古ソフトハウス→ビックカメラ→狸小路の某電器店→
某同人ソフトも扱うお店→ネットカフェ→メロンブックス
というように地元の人がみたらまだ甘いと言われるかもしれないがそれなりなルートを回ってきました。
(普段、秋葉原でやってる事と変わらないじゃん。君ら二人とも普段着過ぎ!)
総括
どこまで逝っても、
どこへ行ってオタクはオタクとゆう事が実証された旅だったとさ。
はぁ、どっとはらい。
何故オコジョ?