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- Microsoft Queryでデータを読み込む
- Excelのデータを抽出するのにデータベース クエリを利用する方法を説明します。
この機能はMicrosoft Queryがインストールされている必要があります。
更新:2024/7/31;作成:2006/2/7
Microsoft Queryを登録する
- Excel2016では [データ]タブの[データの取得]→[その他のデータソースから]→[Microsoft Queryから]を選択していました。
または、[データ]タブの「外部データの取り込み」グループの[その他のデータソース]→[Microsoft Query から]を選択していました。
ところが、Excel for Microsoft365では初期状態ではMicrosoft Query が使用できなくなっています。
Microsoft Query が使用できるように設定が必要です。
- [ファイル]タブをクリックして、バックステージを表示します。
[オプション]を選択して、Excelのオプションを開きます。
アクセスキーは [Alt],[T],[O(オウ)] と順番に押します。
- Excelのオプション ダイアログボックスが開きます。
[データ]タブを選択します。
レガシ データ インポート ウィザードの表示の「Microsoft Query から(レガシ)」にチェックを入れます。
このページで使用したデータ (以下、『データ表』とします)
- 次のデータ表を使って説明します。
A1セルへコピーしてお使いください。
伝票 |
日付 |
担当者 |
型番 |
単価 |
数量 |
売上金額 |
1001 |
2024/1/1 |
岡田 |
A-001B |
5,000 |
15 |
75,000 |
1002 |
2024/1/1 |
上村 |
A-001W |
5,000 |
22 |
110,000 |
1003 |
2024/1/1 |
相沢 |
C-105W |
8,000 |
14 |
112,000 |
1004 |
2024/2/1 |
井上 |
B-022B |
6,000 |
24 |
144,000 |
1005 |
2024/2/1 |
相沢 |
A-001B |
5,000 |
15 |
75,000 |
1006 |
2024/2/1 |
岡田 |
A-001W |
5,000 |
12 |
60,000 |
1007 |
2024/3/1 |
上村 |
B-022B |
6,000 |
13 |
78,000 |
1008 |
2024/3/1 |
岡田 |
C-105B |
8,000 |
12 |
96,000 |
1009 |
2024/3/1 |
相沢 |
A-001W |
5,000 |
16 |
80,000 |
1010 |
2024/4/1 |
上村 |
B-033W |
7,000 |
14 |
98,000 |
1011 |
2024/4/1 |
相沢 |
C-105B |
8,000 |
24 |
192,000 |
1012 |
2024/4/1 |
岡田 |
B-033W |
7,000 |
22 |
154,000 |
1013 |
2024/5/1 |
井上 |
A-001B |
5,000 |
13 |
65,000 |
1014 |
2024/5/1 |
上村 |
C-105W |
8,000 |
23 |
184,000 |
1015 |
2024/5/1 |
井上 |
B-033W |
7,000 |
14 |
98,000 |
1016 |
2024/6/1 |
岡田 |
C-105B |
8,000 |
18 |
144,000 |
1017 |
2024/6/1 |
相沢 |
B-022B |
6,000 |
19 |
114,000 |
- [データ]タブのデータの取得と変換 グループの[データの取得]→[従来のウィザード]→[Microsoft Query から(レガシ)]を選択します。

- 「データソースの選択 ダイアログボックスが開きます。
[データベース]タブで[Excel Files*]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

- 「ブックの選択」でデータリストがあるExcelファイルを選択します。
- 以下のような警告が表示された場合
[OK]ボタンをクリックします。
- 「クエリ ウィザード - 列の選択」が表示されます。
[オプション]ボタンをクリックします。
テーブルオプション ダイアログボックスで[システム テーブル]のチェック入れて[OK]ボタンをクリックします。
- 「クエリ ウィザード - 列の選択」に戻ります。
データリストのあるシートから必要な項目を「クエリの列」に移します。
今回はすべての項目を移動して、[次へ]をクリックします。
なお、集出先のリスト項目は「クエリの列」の順序順に並びますので、並べたい順番に右へ移動します。。

- 「クエリウィザード-データの抽出」で抽出する列(項目)と抽出条件を設定します。
今回は「担当者」で「岡田」のデータを抽出したいと思います。
[=]と[岡田]を選択しています。
[次へ]をクリックします。

- 「クエリウィザード-並べ替え順序の設定」で抽出データを並べ替える条件を設定します。
今回は「伝票No.」で「昇順」としました。
[次へ]をクリックします。

- 「クエリウィザード-完了」で「Microsoft Excelにデータを返す」にチェックを入れて[完了]をクリックします。

- 「データのインポート」で「新規ワークシート」にチェックを入れ、[OK]をクリックします。

- Sheet2が追加され、データが抽出されました。

- 基のデータ(Sheet1)に追加しました。

- 抽出データ(Sheet2)を更新する方法
[データ]タブのクエリと接続 グループの[すべて更新]をクリックします。
追加したデータが反映されました。
列の入れ替え
- 列の選択時に順番を間違ってしまいました。
移動したいデータ範囲(項目行を含める)を選択して、[Shift]キーを押しながらドラッグして移動します。
また、表示形式も適宜、修正しました。
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