条件に一致するデータを数える関数の使い方(COUNTIFS関数,COUNTIF関数):Excel関数

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更新:2024/4/26;作成:2004/4/7

複数の条件でデータを数える(COUNTIFS関数) 条件付きでデータを数える(COUNTIF関数)
完全一致の検索 部分一致の検索 - ワイルドカード文字を使って数える
○以上△△未満のセル数をCOUNTIF関数で数える 血液型ごとの人数を数える

はじめに     topへ

COUNTIFS関数複数の検索条件に一致するデータの個数を返します。 Topへ
カウント イフズ
COUNTIFS(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2...)
  Excel2007で追加された関数です。
条件は「条件1AND条件2...」のANDでの結果になります。

スピルが利用できる場合(Excel for Microsoft365 、Excel2021など)

Spillが利用できない場合(Excel2016以前)にCOUNTIFS関数で数式を作成する

  1. 男のA型を求める場合は =COUNTIFS($D$3:$D$22,$I3,$G$3:$G$22,J$2) とします。
    この数式を右方向、下方向へコピーする必要があるため、引数は絶対参照などややこしくなります。

数式オートコンプリートを使って数式(関数)を入力する手順

  1. 数式を入力するセル J3を選択します。
    数式バーに =cou と入力すると、リストに COUNTIFS が表示されるので、[↓]キーを4回押してCOUNTIFS を選択して、[Tab]キーを押します。[Enter]キーではありません。
  2. =COUNTIFS( と表示されます。
    D3セルをマウスでクリックして選択し、[Shift]+[Ctrl]+[↓]キーを押して D3:D22を選択し、[F4]キーを押して$D$3:$D$22と絶対参照とします。
    [,]キーを入力します、
  3. I3 と入力して、[F4]キーを3回押して $I3 と複合参照にします。男と女はI列にあるので、列番号を固定します
  4. G3セルをマウスでクリックして選択して、[Shift]+[Ctrl]+[↓]キーを押して G3:G22を選択し、[F4]キーを押して$G$3:$G$22と絶対参照とします。
    [,]キーを入力します、
    J2と入力して、[F4]キーを2回押して、J$2 と複合参照とします。血液型は 2行目を参照するので 行番号を固定します
    ) を入力します。
    数式は =COUNTIFS($D$3:$D$22,$I3,$G$3:$G$22,J$2) となります。
    [Ctrl]+[Enter] で数式の入力を確定します。
  5. [Ctrl]+[Enter] で数式の入力を確定すると、アクティブセルはJ3セルのままです。
    [Shift]+[→]キーでJ3:M3セルを選択し、さらに[Shift]+[↓]キーでJ3:M3セルを選択します。
  6. [F2]キーを押して、J3セルを編集状態にして、[Ctrl]+[Enter]で選択しているセル範囲に数式を一気に入力します。

検索条件に合うセルを数える。     topへ
 カウントイフ
=COUNTIF(範囲,検索条件)
   検索条件に文字や式を使う時には「"」(半角の二重引用符)で囲みます。

完全一致の検索

部分一致の検索 - ワイルドカード文字を使って数える     topへ




○○以上△△未満のセル数をCOUNTIF関数で数える     topへ

血液型ごとの人数を数える     topへ

  1. I3セルに =UNIQUE(G3:G22) と入力して、ユニークな(重複しない)血液型を抽出します。
  2. L3セルに =COUNTIFS(G3:G22,I3#) と入力します。=COUNTIF(G3:G22,I3#) でもOKです。
    =COUNTIFS(G3:G22, まで入力し、シートのセル範囲 I3:I6 を選択すると、I3# と勝手に変換されます。
    I3#=UNIQUE(G3:G22)の計算結果が表示されている部分です。
    # はスピル範囲演算子と呼ばれ、スピルで生成される範囲を指定できます。

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