四捨五入,切り上げ,切り捨ての関数の使い方(ROUND,ROUNDUP,ROUNDDOWN):Excel関数

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更新 2022/6/18

ROUND関数で四捨五入する ROUNDUP関数で切り上げる ROUNDDOWN関数で切り捨てる
MROUND関数で倍数に四捨五入する 五捨六入の計算
四捨五入し文字列で表示する(FIXED) ROUND関数の丸め処理について(ワークシート関数とVBA関数の違い)

指定した桁数で四捨五入する  topへ
 ラウンド
=ROUND(数値,桁数)
   桁数:四捨五入後の桁数を指定します。
      小数点の位置が0となり、左側へ−1(1の桁),−2(10の桁),−3(100の桁)・・・
                  右側へ  1(小数第1位),2(小数第2位)・・・

桁数の指定方法


数式オートコンプリートを利用して数式を作成する

  1. 数式を入力するC9セルを選択します。
    =ave とリストにAVERAGE関数が表示されるまで入力します。(AVERAGEと入力してもOKです)
    [↓]キーを押して、リストの[AVERAGE]を選択して、[Tab]キーを押します。[Enter]キーではありません。
    ROUND関数の入力方法1
  2. セルに =AVERAGE( と入力されます。
    平均するセル範囲 C3:C8 を入力して =AVERAGE(C3:C8 とします。
    マウスで C3:C8 を選択して、=AVERAGE(C3:C8 と入力することもできます。
    後ろ括弧を入力して、これで平均値の計算はOKです。
    ROUND関数の入力方法2
  3. なお、「入力」の状態であったら、[F2]キーを押して、編集状態にします。
    ROUND関数の入力方法3

    [F2]キーを押して、「編集」の状態にします。
    ROUND関数の入力方法4
  4. =(イコール)の後ろにカーソルを表示して、ro と入力すると、ROUNDが表示されますので、[↓]キーを押して、ROUNDを選択したら、[Tab]キーで入力します。
    ROUND関数の入力方法5
  5. =ROUND(AVERAGE(C3:C8) と数式が作成されました。
    ROUND関数の入力方法6
  6. 平均値を整数値で丸めるので、ROUND関数の引数の ,0) を入力して計算式を完成させます。
    入力したら、[Ctrl]+[Enter]キーで入力を確定します。(アクティブセルをC9のままにするためです)
    ROUND関数の入力方法7
  7. 「Shift]+[→]キーで C3:D9セルを選択します。
    ROUND関数の入力方法8
  8. [Ctrl]+[R]で右のセルに数式をコピーします。
    ROUND関数の入力方法9
  9. マウスで数式をコピーする場合はC9セルのフィルハンドルを右方向へドラッグして、数式をコピーします。
    [Ctrl]+[Enter]キーでアクティブセルを移動しないのは、この操作を行うためです。
    [Enter]で確定すると、アクティブセルがC10セルになるので、C9セルを選択し直す必要があります。
    この一操作を省くためです。

    ROUND関数の入力方法10

5捨6入の計算     topへ

ROUND関数の丸め処理について(ワークシート関数とVBA関数の違い)

ある値を基準に四捨五入したい  topへ

指定した桁数で切り上げ    topへ
 ラウンドアップ
=ROUNDUP(数値,桁数)
   桁数:切り上げ後の桁数を指定します。
      小数点の位置が0となり、左側へ-1(1の桁),-2(10の桁),-3(100の桁)・・・
                  右側へ1(小数第1位),2(小数第2位)・・・

ROUNDUP関数の桁数(引数)について     topへ

指定した桁数で切り捨て  topへ
 ラウンドダウン
=ROUNDDOWN(数値,桁数)
   桁数:切り捨て後の桁数を指定します。
      小数点の位置が0となり、左側へ-1(1の桁),-2(10の桁),-3(100の桁)・・・
                  右側へ1(小数第1位),2(小数第2位)・・・

ROUNDDOWN関数の桁数(引数)について     topへ

数値を四捨五入し、ピリオド(.小数点) とカンマ(,桁区切り) を使った文字列に変換します  topへ
 フィックスド
=FIXED(数値,桁数,桁区切り)
  桁数:四捨五入する桁数を指定します。省略すると2(小数第2位)を指定したと見なされます。
  桁区切り:TRUE/FALSEを指定します。省略するとFALSEと同じになります。

基準値の近い倍数に丸める(四捨五入)   topへ
 エムラウンド
=MROUND(数値,基準値)
      CEILING関数とFLOOR関数の間みたいな関数です。
 (注) Excel2003以前のバージョンでは、この関数はメニューバーの【ツール】→【アドイン】で【分析ツール】を有効にする必要があります。

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