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- セルのデータ型を調べる(TYPE関数)
2021/12/19
セルのデータ型を調べる topへ
タイプ
=TYPE(データタイプ)
数値は「1」 、テキストは「2」 、論理値は「4」
エラー値は「16」 、配列は「64」を返します。
- TYPE関数でセルのデータ型を調べることができます。
TYPE関数ではセルのデータ型は数値、日時、文字列、論理値、エラー値 、配列を調べることができます。
- C列にD列のようなそれぞれの値や数式を入力します。
- C5,C6はそれぞれの結果「FALSE」「#VALUE!」が表示されます。
- C7はTYPE関数の戻り値「64」が表示され、E7は戻り値「64」は数値なので、「1」が返されます。
|
B |
C |
D |
E |
F |
2 |
データタイプ |
入力データ |
C列の内容 |
TYPE関数の戻り値 |
E列の数式 |
3 |
数値 |
10 |
←10 |
1 |
←=TYPE(C3) |
4 |
テキスト |
文字です |
←文字です |
2 |
←=TYPE(C4) |
5 |
論理値 |
FALSE |
←=A1="moji" |
4 |
←=TYPE(C5) |
6 |
エラー |
#VALUE! |
←=B1/B2 |
16 |
←=TYPE(C6) |
7 |
配列 |
64 |
←=TYPE({1,2;3,4}) |
1 |
←=TYPE(C7) |
- 下図のようにデータを昇順に並べ替えたところ思った順序に並べ替えることができませんでした。
セルのデータ型が異なっていると、このようなことが起こります。
混乱するように、セル内の配置を右揃えにして文字列と数値の違いが一見しては判らないように小細工をしています。
- 思いどうりにならないときにセルのデータ型などを調査するときにTYPE関数が活躍します。
- B列の数値の場合は思いどうりに並べ替えができています。
D列の文字列の場合は、このように並べ替えられます。
F列のように文字列と数値が混合している場合は、数値が先に、文字列が後に並べ替えられます。
- F列のデータ型をTYPE関数で隣の列に求めてみます。
数値データが先に、文字列が後に並べ替えられているのがわかります。
- データ型の変更はデータ タブの区切り位置で変更できます。
F列のデータを数値に変更します。
区切り位置指定ウィザード 3/3 で標準にチェックを入れて、[完了]をクリックします。

↓
下図ではさらにF列を昇順に並べ替えています。
G列のTYPE関数の返り値がすべて 1 になっているので、セルは全て数値になっているのがわかります。
- 下図のように日付を入力して、祝日名を表示しようとしました。
ところが、検索できずエラーの時の値が表示されてしまいました。
- XLOOKUP関数の検索値 E3セルのデータ型は 数値 ですが、リストの日付(B2:B17)は文字列になっているのがわかります。
日付がシリアル値の場合は 数値になります。検索するデータの型が異なると検索できないという例です。

↓
これも、リストのデータ型を日付に変更することで解決できます。
区切り位置指定ウィザード 3/3 で 日付 にチェックを入れて、[完了]をクリックします。

↓
データの型を 日付(数値)に変更できました。XLOOKUP関数で 春分の日 を表示することができました。
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