条件によって処理を分ける:Excel VBA プログラミング入門：

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If～Then～Else ステートメント

条件によって処理を分けるにはIf～Then～Else ステートメントを使います。
構文は下記のようになります。

If　条件式　Then
　　 (条件式を満たすときに行う処理)
Else
　　(条件式を満たさないときに行う処理)
End If

図にすると下図のような場合分けになります。

例題1：
下図のD3:D7の得点を判定します。70以上は　○　、それ以外は　×　としなさい。

解答例：

Sub test1()
　Dim c As Range
　　　For Each c In Range("D3:D7")
　　　　　If c.Value >= 70 Then
　　　　　　　c.Offset(0, 1).Value = "○"
　　　　　Else
　　　　　　　c.Offset(0, 1).Value = "×"
　　　　　End If
　　　Next c
End Sub

条件が2つの時は下図のように書くことができます。

If　条件式1　Then
　　 (条件式1を満たすときに行う処理)
ElseIf　条件式2　Then
　　 (条件式2を満たすときに行う処理)
Else
　　(条件式1と条件式2を満たさないときに行う処理)
End If

図示すると、下図のような処理になります。

例題2：
下図のD3:D7の得点を判定します。80以上は　良　、60以上は　可、それ以外は　不可　としなさい。

解答例

Sub test2()
　Dim c As Range
　　　For Each c In Range("D3:D7")
　　　　　If c.Value >= 80 Then
　　　　　　　c.Offset(0, 1).Value = "良"
　　　　　ElseIf c.Value >= 60 Then
　　　　　　　c.Offset(0, 1).Value = "可"
　　　　　Else
　　　　　　　c.Offset(0, 1).Value = "不可"
　　　　　End If
　　　Next c
End Sub

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よねさんのWordとExcelの小部屋｜Excel VBA プログラミング入門：目次｜条件によって処理を分ける

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