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複数条件に一致するデータをCOUNTIF,COUNTIFS関数で数える:Excel関数の技

作成:2007/4/14,更新:2023/10/5

複数条件に合うセルの数をカウントする　　topへ

• ここで使用しているデータ
  

  	B	C	D	E
  2	氏名	性別	年齢	出席
  3	井上	男	20	○
  4	石田	女	25	×
  5	飯野	男	22	△
  6	内田	女	27	○
  7	上村	男	30	○
  8	榎木	女	34	×
  9	小川	男	21	○
  10	○：出席　×：欠席　△：未定

OR条件で一致するデータを数える　　topへ

• 【問題】出席が○または△のデータ数をカウントしなさい。
• 【解答例1】COUNTIF関数で求めることができます。
  =COUNTIF(E3:E9,"○")+COUNTIF(E3:E9,"△")
  またはセルを参照する場合は
  =COUNTIF(E3:E9,G3)+COUNTIF(E3:E9,H3)
• 条件を配列で指定することもできます。
  =SUM(COUNTIF(E3:E9,{"○","△"}))
  (注)この数式ではセル参照はできません。
• 

• 【解答例2】SUMPRODUCT関数を使ってカウントする事もできます。
  =SUMPRODUCT((E3:E9="○")+(E3:E9="△"))
  またはセルを参照する場合は
  =SUMPRODUCT((E3:E9=G3)+(E3:E9=H3))
  OR条件では条件式を「+」(プラス)でつないでいます。
  

AND条件で一致するデータを数える　　topへ

• 【問題】年齢が20以上かつ25以下のセル数を数える
• 【解答例1】COUNTIFS関数で求めることができます。
  =COUNTIFS(D3:D9,">=20",D3:D9,"<=25")
  または、セルを参照する場合は
  =COUNTIFS(D3:D9,">="&G3,D3:D9,"<="&H3)
  
• 【解答例2】COUNTIF関数で求めることもできますが、ちょっと面倒です。
  25以下のカウント数から20未満のカウント数を引くと考えれば、
  =SUM(COUNTIF(D3:D9,{"<=25","<20"})*{1,-1})
  としてカウントできます。
  • =SUM(COUNTIF(D3:D9,{"<=25","<20"})*{1,-1})
    =SUM({4,0}*{1,-1})
    =SUM({4,0})
    =4
    といった計算になっています。
• 同じく、20以上のカウント数から25を超えるカウント数を引くと考えれば、
  =SUM(COUNTIF(D3:D9,{">=20",">25"})*{1,-1})
  となります。
  • =SUM(COUNTIF(D3:D9,{">=20",">25"})*{1,-1})
    =SUM({7,3}*{1,-1})
    =SUM({7,-3})
    =4
    といった計算になっています。
• 

• 関連するページ
  • カウント(COUNT)の関数の使い方
  • 条件に一致するセルをカウントする(COUNTIF関数,COUNTIFS関数)
  • SUMPRODUCT関数の使い方

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