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エクセル練習問題：四則演算(掛け算・割り算・引き算・足し算)

更新:2024/4/13;作成:2014/10/18

• 	B	C	D	E
  2	商品	上半期	下半期	年間販売数
  3	りんご	5,800	2,790	8,590
  4	みかん	4,580	4,680	9,260
  5	バナナ	7,540	7,720	15,260

• 数式の入力例
  

  	B	C	D	E
  2	商品	上半期	下半期	年間販売数
  3	りんご	5,800	2,790	=C3+D3
  4	みかん	4,580	4,680	=C4+D4
  5	バナナ	7,540	7,720	=C5+D5

加算の数式を入力する(演算子 + を使う)

• 加算の数式を入力する手順を丁寧に説明します。

1. E3セルに　=C3+D3　と入力します。[Enter]キーで入力を確定します。
   
   • =(イコール)「ほ」のキーにあるので、[Shift]キーを押した状態で、[ほ]キーを押して入力します。
     
   • (テンキーを使う場合)=を入力するのが面倒・・・という場合は、+から始めることもできます。
     昔の表計算ソフトLotus123では数式の入力を+で始めるという入力方法が使われていました。
     +C3+D3 と入力して[Enter]キーで入力を確定すると、セルには =+C3+D3　と入力されます。
     (Excelが=を付け加えてくれます)
     =と=+ は同じと考えてください。ちょっとした、らくちん技になります。
     
   • 昔はイコールボタンをクリックして「=」を入力することができていました。
     マウスで数式を入力したい?　をご覧ください。
   • +(プラス)きーは「れ」のキーにあるので、[Shift]キーを押した状態で、[れ]キーを押して入力します。
     テンキーの「+」を使った方が楽です。
     
2. =C3+D3 の計算結果が表示されます。
   
   • セルに桁区切りが表示されないときは、ホームタブの数値グループにある「桁区切りスタイル」をクリックします。
     
3. E3セルを選択して右下のフィルハンドルをE5セルまでドラッグします。
   数式と書式がコピーされます。
   
   • この場合、左側のセルが入力されているところまで数式をコピーするので、フィルハンドルをダブルクリックしてもOKです。
     

数式を一度に入力する方法

1. 数式を入力するセル範囲 E3:E5 を選択します。(数式を入力するセルをあらかじめ選択しておきます。)
   • E3セルをアクティブにして、[Shift]+[↓]で範囲選択します。
     または、E3セルからE5セルをマウスでドラッグします。（E3セルがアクティブセルになります）
   
2. E3セル（アクティブセル）に　=C3+D3　と入力し、[Ctrl]+[Enter]　で入力を確定します。
   
3. [Ctrl]+[Enter]　で入力を確定すると、選択していたE3セル〜E5セルに数式が入力されます。
   

SUM関数(オートSUM)を使う方法

1. 数式を入力するセル範囲 E3:E5を選択します。
   
2. オートサム(オートSUM)のショートカットキー [Alt]+[Shift]+[=] を押します。
   • [ホーム]タブの編集グループにあるオートサム(Σ)ボタンをクリックします。
     
     または、[数式]タブの[オート SUM]ボタンをクリックします。
     
3. E3セルに　=SUM(C3:D3)　、E4セルに　=SUM(C4:D4)　、E3セルに　=SUM(C4:D4)　と入力されます。
   
   • セルに桁区切りが表示されないときは、ホームタブの数値グループにある「桁区切りスタイルを適用します。
     

Microsoft365での数式(スピルを使った数式)

• Excel for Microsoft365、Excel2021ではスピル(動的配列数式)を利用することができます。
  E3セルに　=C3:C5+D3:D5　と入力するだけです。
  
• ちなみに、この動的配列数式で作成したファイルを、スピルが使えないExcelで開くと静的配列数式(CSE)に変更されます。
  {=C3:C5+D3:D5}　と従来の配列数式　([Shift]+[Ctrl]+[Enter]で入力されていた数式)に変換されました。
  • 逆にSpillが使えないExcelで作成された静的配列数式が、Spillが使えるExcelで開くと同的配列数式に変換されることはありません。
  

問題2の解答例　　　　topへ

• 解答
  

  	B	C	D	E
  2	商品	年間販売目標	上半期販売実績	下半期販売目標
  3	りんご	9,000	4,870	4,130
  4	みかん	7,000	3,560	3,440
  5	バナナ	8,000	4,720	3,280

1. 引き算(減算)は演算子 - (マイナス、ハイフン)を使って数式を作成します。
   E3セルに数式　=C3-D3 を入力します。
   
   • - (ハイフン)は「ほ」のキーにあります。
     
2. [Enter]キーを押して、数式の入力を確定すると、計算結果が表示されます。
   
3. 左側のセルが入力されているところまで数式をコピーするので、フィルハンドルをダブルクリックします。
   
4. E4,E5セルにE3セルの数式と書式がコピーされました。
   

Microsoft365での数式(スピルを使った数式)

1. Microsoft365ではスピル(動的配列数式)を利用することができます。
   E3セルに　=C3:C5-D3:D5　と入力します。
   

問題2-2の解答例　　　　topへ

• 解答
  

  	B	C	D	E
  2		売上高	半期の販売計画	600,000
  3	4月	120,000	不足額	35,000
  4	5月	75,000
  5	6月	80,000
  6	7月	110,000
  7	8月	85,000
  8	9月	95,000

• 引き算で数式を作成すると、=E2-C3-C4-C5-C6-C7-C8　となります。
  引くセルの数が多くなると面倒です。このような計算は引く数をとりあえずまとめてから引くことができます。(そのぐらいは説明せんでもわかる・・・と怒らないで下さい)
  =E2-C3-C4-C5-C6-C7-C8
  =E2-(C3+C4+C5+C6+C7+C8)
  =E2-SUM(C3:C8)
  と、SUM関数を使って簡便な数式にすることができます。
  

  	B	C	D	E
  2		売上高	半期の販売計画	600,000
  3	4月	120,000	不足額	=E2-C3-C4-C5-C6-C7-C8
  4	5月	75,000		または↓
  5	6月	80,000		=E2-SUM(C3:C8)
  6	7月	110,000
  7	8月	85,000
  8	9月	95,000

1. E3セルに　=E2-　と入力します。
   
2. E3セルに　=E3-SUM(C3:C8)　と入力します。
   

問題3の解答例　　　　topへ

• 解答
  

  	B	C	D	E
  2	商品	販売数	単価	金額
  3	りんご	750	120	90,000
  4	みかん	648	220	142,560
  5	バナナ	877	189	165,753

1. 解答例1：数式の例：Excelでは掛け算の演算子には「*」アスタリスクを使います。
   E3セルの数式は　=C3*D3　とします。
   

   	B	C	D	E
   2	商品	販売数	単価	金額
   3	りんご	750	120	=C3*D3
   4	みかん	648	220	=C4*D4
   5	バナナ	877	189	=C5*D5

   • *(アスタリスク)は「け」のキーにあるので、[Shift]キーを押した状態で、[け]キーを押して入力します。
     テンキーがある場合はテンキーの「*」を使った方が楽です。
     
2. Excel for Microsoft365、Excel2021ではスピル(Spill,動的配列数式)を利用することができます。
   E3セルに　=C3:C5*D3:D5　と入力します。
   
3. PRODUCT関数を使うこともできます。
   E3セルに　=PRODUCT(C3:D3)　と入力して、下方向へ数式をコピーします。
   

• ちなみに、PROPDUCT関数を使うと、空白セルを無視して計算することができます。
  演算子を使うと空白セルは 0(ゼロ) とみなして計算されるため、計算結果は 0(ゼロ)になってしまいます。
  

問題4の解答例　　　　topへ

• 	B	C	D	E
  2	商品	上半期	下半期	増減率
  3	りんご	5,800	2,790	48%
  4	みかん	4,580	4,680	102%
  5	バナナ	7,540	7,720	102%

• 数式の例
  割り算の演算子は / (スラッシュ)を使います。
  

  	B	C	D	E
  2	商品	上半期	下半期	増減率
  3	りんご	5,800	2,790	=D3/C3
  4	みかん	4,580	4,680	=D4/C4
  5	バナナ	7,540	7,720	=D5/C5

• 操作例1
  1. E3セルを選択します。
     
  2. E3セルに　=D3/C3　と入力します。
     
     • / (スラッシュ)は「め」のキーにあります。
       
  3. 計算結果が表示されます。
     
  4. E3セルの書式を[ホーム]タブの数値グループの[パーセント　スタイル]を設定します。
     
  5. E3セルを選択して右下のフィルハンドルをE5セルまでドラッグします。
     数式と書式がコピーされます。
     

Microsoft365での数式(スピルを使った数式)

1. Microsoft365ではスピル(動的配列数式)を利用することができます。
   E3セルに　=D3:D5/C3:C5　と入力します。
   
2. E3:E5セルを選択して、[ホーム]タブの[パーセント スタイル]を設定します。
   
3. パーセントスタイルが設定されました。
   

問題5の解答例　　　　topへ

• 解答
  

  	B	C	D	E	F
  2	商品	上半期	下半期	年間販売数	販売比率
  3	りんご	5,800	2,790	8,590	26%
  4	みかん	4,580	4,680	9,260	28%
  5	バナナ	7,540	7,720	15,260	46%
  6	合計	17,920	15,190	33,110

• 数式の例：Excelでは割り算の演算子には「/」スラッシュを使います。
  

  	B	C	D	E	F
  2	商品	上半期	下半期	年間販売数	販売比率
  3	りんご	5,800	2,790	8,590	=E3/$E$6
  4	みかん	4,580	4,680	9,260	=E4/$E$6
  5	バナナ	7,540	7,720	15,260	=E5/$E$6
  6	合計	17,920	15,190	33,110

• 操作例1
  1. F3セルを選択します。
     F3セルに　=E3/E6　と入力し、E6を[F4]キーを使って絶対参照にし、=E3/$E$6　とします。
     
  2. F3セルの書式をパーセント　スタイルにします。
     
  3. F3セルにパーセンテージスタイルが設定されました。
     
  4. F3セルを選択して右下のフィルハンドルをF5セルまでドラッグします。
     数式と書式がコピーされます。
     

Microsoft365での数式(スピルを使った数式)

1. Microsoft365ではスピル(動的配列数式)を利用することができます。
   E3セルに　=E3:E5/$E$6　と入力します。
   
2. F3:F5セルを選択して、[ホーム]タブの[パーセンテージスタイル]を設定します。
   

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