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更新:2024/5/15;作成:2013/3/17
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- 問題1:りんご、みかん、バナナのすべてが「○」の注文番号を表示しなさい。 問題1の解答
- 問題2:「○」が2個あるものの注文番号を表示しなさい。ただし、すべてが「○」のものは除きます。 問題2の解答
- 問題3:りんご、みかん、バナナのいずれかに「○」があるデータを抽出しなさい。 問題3の解答
-
|
B |
C |
D |
E |
2 |
注文番号 |
りんご |
みかん |
バナナ |
3 |
A0001 |
× |
○ |
× |
4 |
A0002 |
× |
× |
× |
5 |
A0003 |
× |
○ |
○ |
6 |
A0004 |
× |
× |
× |
7 |
A0005 |
○ |
× |
○ |
8 |
A0006 |
× |
○ |
× |
9 |
A0007 |
× |
○ |
× |
10 |
A0008 |
× |
○ |
× |
11 |
A0009 |
× |
○ |
○ |
12 |
A0010 |
× |
× |
× |
13 |
A0011 |
○ |
× |
× |
14 |
A0012 |
× |
× |
× |
15 |
A0013 |
× |
× |
○ |
16 |
A0014 |
× |
○ |
× |
17 |
A0015 |
× |
× |
× |
18 |
A0016 |
○ |
× |
× |
19 |
A0017 |
× |
× |
× |
20 |
A0018 |
× |
× |
× |
21 |
A0019 |
○ |
○ |
○ |
22 |
A0020 |
× |
○ |
○ |
23 |
A0021 |
× |
○ |
× |
24 |
A0022 |
× |
× |
○ |
25 |
A0023 |
○ |
○ |
○ |
26 |
A0024 |
○ |
○ |
× |
27 |
A0025 |
× |
× |
× |
- 問題1:りんご、みかん、バナナのすべてが「○」の注文番号を表示しなさい。
- 解答は下図のようになります。2件のみです。
下図はオートフィルターの結果です。

- Excel for Microsoft365、Excel2021ではFILTER関数が使えます。
FILTER関数の詳細な使い方は FILTER関数でデータを抽出する をご覧ください。
- FILTER関数データを抽出しました。
G3セルに =FILTER(B3:E27,(C3:C27="○")*(D3:D27="○")*(E3:E27="○")) と入力しました。
- データ範囲B2:E25を選択します。
なお、データ範囲の周囲の列や行が空欄でExcelがデータ範囲を自動で認識できる状態であるなら、データ範囲内のセルを選択しているだけでOKです。
- [Ctrl]+[Shift]+[*]キーで選択される範囲がExcelが認識しているデータ範囲となります。
- [データ]タブの[並べ替えとフィルター]グループにある[フィルター]を実行します。

- D列の列見出し(フィールド名)「りんご」の右の[▼]ボタンをクリックします。
リストの「○」にチェックが入った状態にします。
[OK]ボタンをクリックします。
これを「りんご」「みかん」「バナナ」の各列で実行します。

- 下図の結果になります。

- フィルターの解除は[データ]タブの[フィルター]をクリックして解除します。

- データを抽出する条件をG2:I3セルに書き出します。

- データ範囲B2:E25を選択します。
なお、データ範囲の周囲の列や行が空欄でExcelがデータ範囲を自動で認識できる状態であるなら、データ範囲内のセルを選択しているだけでOKです。
- [Ctrl]+[Shift]+[*]キーで選択される範囲がExcelが認識しているデータ範囲となります。
- [データ]タブの[並べ替えとフィルター]グループにある[詳細設定]を実行します。
- [フィルターオプションの設定]ダイアログで設定します。下記の例はSheet1で実行したものです。
- 「選択範囲内」にチェックが入っているのを確認します。
リスト範囲:$B$2:$E$27
検索条件範囲:$G$2:$I$3

- 該当するデータが抽出できました。
- フィルターのクリアは[データ]タブの並べ替えとフィルターグループの[クリア]ボタンをクリックします。
- データを抽出する条件をG2書き出します。
G1セルにはデータリストの列見出しと重ならない文字列を指定するか空欄のままにします。
ここでは、「条件」と入力しました。
G2セルには =COUNTIF(C3:E3,"○")=3 と条件式を入力しました。

- データ範囲B2:E25を選択します。
なお、データ範囲の周囲の列や行が空欄でExcelがデータ範囲を自動で認識できる状態であるなら、データ範囲内のセルを選択しているだけでOKです。
- [Ctrl]+[Shift]+[*]キーで選択される範囲がExcelが認識しているデータ範囲となります。
- [データ]タブの[並べ替えとフィルター]グループにある[詳細設定]を実行します。

- [フィルターオプションの設定]ダイアログで設定します。下記の例はSheet1で実行したものです。
- 「選択範囲内」にチェックが入っているのを確認します。
リスト範囲:$B$2:$E$27
検索条件範囲:$G$2:$G$3

- 該当するデータが抽出できました。

- フィルターのクリアは[データ]タブの並べ替えとフィルターグループの[クリア]ボタンをクリックします。

- データリストをテーブルに変換します。
データリスト内のセルを1つ選択します。
[ホーム]タブのスタイルグループにある[テーブルとして書式設定]をクリックして、テーブルのスタイルを選択します。

- テーブルに変換する範囲が B2:E27 となっているのを確認します。
「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れます。
[OK]ボタンをクリックします。

- テーブルが作成されました。

- テーブルツール リボンの[デザイン]タブを選択します。
ツール グループにある[スライサーの挿入]をクリックします。

- スライサーの挿入で「りんご」「みかん」「バナナ」にチェックを入れます。
[OK]ボタンをクリックします。

- スライサーが挿入されました。
3つのスライサーの ○ をクリックして、データを抽出することができます。

- 問題2:「○」が2個あるものの注文番号を表示しなさい。ただし、すべてが「○」のものは除きます。
- 解答:下図の5件が該当します。
下図はオートフィルターの結果です。

- Excel for Microsoft365、Excel2021ではFILTER関数が使えます。
FILTER関数の詳細な使い方は FILTER関数でデータを抽出する をご覧ください。
- 3つの論理式 の2つを満たせばよいので
((C3:C27="○")+(D3:D27="○")+(E3:E27="○"))=2
という条件でFILTER関数を使ってデータを抽出します。
=FILTER(B3:E27,((C3:C27="○")+(D3:D27="○")+(E3:E27="○"))=2)
- 〇が2つとなる組み合わせをFILTER関数の条件としています。
G3セルに =FILTER(B3:E27,(C3:C27="×")*(D3:D27="○")*(E3:E27="○")
+(C3:C27="○")*(D3:D27="×")*(E3:E27="○")
+(C3:C27="○")*(D3:D27="○")*(E3:E27="×"))
- オートフィルターではデータの抽出ができませんので、作業列を利用します。
- F3セルに =COUNTIF(C3:E3,"○") と入力して、下方向へコピーします。

- 作業列で フィルターをかけ「2」のデータを抽出します。

- 下図の結果になります。

- G2:I5セルに抽出する条件を書き出します。
- データリスト内のセルを選択します。[データ]タブの[詳細設定]を実行します。
- フィルターオプションの設定で、抽出先を「選択範囲内」とします。
リスト範囲を「B2:E27」、検索条件範囲を「G2:I5」として、[OK]ボタンをクリックします。
下図ではSheet3で実行していますので、検索条件範囲は「Sheet3!G2:I5」となっています。
- 下図のように5件のデータが抽出されました。
- H3セルに抽出条件 =COUNTIF(C3:E3,"○")=2 を入力します。
H2セルには「抽出条件」と入力していますが、未入力であってもかまいません。
または、データリストの列見出しと重ならない文字列でもOKです。

- データリスト内のセルを選択します。[データ]タブの[詳細設定]を実行します。

- フィルターオプションの設定で、抽出先を「選択範囲内」とします。
リスト範囲を「B2:E27」、検索条件範囲を「H2:H3」として、[OK]ボタンをクリックします。

- 下図のように5件のデータが抽出されました。

- 問題3:りんご、みかん、バナナのいずれかに「○」があるデータを抽出しなさい。
- 解答:下図の17件が該当します。
下図はオートフィルターの結果です。

- FILTER関数データを抽出しました。
G3セルに =FILTER(B3:E27,(C3:C27="○")+(D3:D27="○")+(E3:E27="○")) と入力します。
条件は「りんごが〇」または「みかんが〇」または「バナナが〇」としています。

- F3セルに =COUNTIF(C3:E3,"○") と入力して、下方向へコピーします。

- 作業列で フィルターをかけ[数値フィルター]→[指定の値以上]を実行します。

- 「1」「以上」 と設定して、[OK]ボタンをクリックします。

- 下図のように17件のデータが抽出されました。

- H2:J5セルに抽出する条件を書き出します。
- [データ]タブの[詳細設定]を実行します。
- フィルターオプションの設定で、抽出先を「選択範囲内」とします。
リスト範囲を「B2:E27」、検索条件範囲を「H2:J5」として、[OK]ボタンをクリックします。
- 下図のように17件のデータが抽出されました。
- H3セルに抽出条件 =COUNTIF(C3:E3,"○")>=1 を入力します。
H2セルには「抽出条件」と入力していますが、未入力であってもかまいません。
または、データリストの列見出しと重ならない文字列でもOKです。

- データリスト内のセルを選択します。[データ]タブの[詳細設定]を実行します。

- フィルターオプションの設定で、抽出先を「選択範囲内」とします。
リスト範囲を「B2:E27」、検索条件範囲を「H2:H3」として、[OK]ボタンをクリックします。

- 下図のように17件のデータが抽出されました。

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