日々是好日No39

昔横暴な藩主がいて納付を馬泥棒の罪で牢屋に入れた。
藩主が農夫を処刑しようとしたとき農夫は申し開きをして
「罰は喜んで受けますが、私は馬を空に飛ばしてご覧に入れます。もしそれが出来れば殿様の評判は高まります。1年待って下さい」
それを聞いた人々は
「なんて馬鹿なやつだ。馬が空を飛ぶわけがない」
だが農夫は
「一日のうちに殿様は死ぬかも知れないし、忘れてしまうかも知れない。もしかしたら馬が空を飛ぶかも知れない。」
殿様は何を思ったか
「良かろう1年待ってやろう」と言った。

私には 今に生きる姿を花に見る  
花の命は短くて など嘆かず 今に生きる 花の姿を 賛美する
ああ 咲くも良し 散るも良し  花は咲かずに今に生きる
                                ― 坂村 真民
過去は済んでしまったこと 未来はどうなるか分からない
人生は一つ一つ自分の花を咲かせていくことである

会いたき人あれば 一輪の花にも 心をときめき T羽の鳥にも 胸を熱くする

人生は花である。どんな花が咲くか分からない。一つ一つ自分の花を咲かせたいものだ。
平成2年 春暖にあたって    日々是好日NO1〜ページへ     メインページへ    日々是好日へ