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幸福の大半は、きわめて限られた時間の中から生まれる。
我々はあわただしい時代に生きている。
余暇の時代が来るか。
そのような時代は当分来そうにもない。
「余暇を楽しめるのは失業者だけだ。」と、経済学者チャールズ・ハンデは予言した。
社会は二分されている。
お金があるがそれを使う暇がない人と、暇はあるがお金がない人。
人生にいったい何を期待しているのか。
望むものを手に入れること、それが人生の目的ではないのか。
何であれ、望まない限り決して手に入ることはない。
要は、自分がどういう人生を送りたいかである。
ほとんどの人は、何がほしいのかを考えない。
正しいことをしながら、間違ったことをやって
目的地に着いた時、その勝利のむなしさに気づく。
成功は、失敗の裏側である。
休みの日に一度考えることだ。
一番幸せを感じるときが、いつかを見つけ、その時間を増やすこと。
一番不幸に思えるときがいつかを見つけ、その時間をできるだけ減らす。
何が自分の幸せかをわかっていれば、その幸せをどう大きくしていくかを考えること。
よくわからない場合は、その幸せを妨げているものを排除することを考えることだ。
不幸の原因を取り除いたら、幸福の追求に全力を傾けること。
そのためには、何よりも大切なものが「今」という時間だ。
幸福とは味あうべきものであり、幸福が存在するのは「今」だけだ。
過去の幸福を思い出すことはできる。将来の幸福を夢見ることはできる。
しかし、幸福をかみしめ、心行くまで味わえるのは「いま」しかない
人生は、過去と現在と未来がしっかりと手をつないでいると確信し、
日々楽しみゆったりとその瞬間を、現在をしっかりとかみしめ、心行くまで味わい大切に生きていくことであると思う。
平成10年 師走にあたって
日々是好日へ