日々是好日
NO99


人並みの人間が人並みのことをやっていてはそれだけである。人並みの人間がそれを乗り越えるには、「一角を破る」ことである。雨だれが岩をも砕く、硬い岩も長い間に雨だれ同じ所に落ちて当たっていくと岩も砕いてしまうーまさに一点集中の力である。どんな小さなことでも良い、一つのことを一生懸命する、するとそれは人並みを越えた優れたものになる。そこから自信が湧いてきて、喜びを感じ、仕事が楽しくなる。一日が充実してくる。
後は難しく考えないで「世の中のことは世の中から学べ」の態度を貫くことである。
農家の方が米を育てるには「稲のことは稲から学べ」が一番である。その中から多くのことを学んでいくのである。
どんな急な坂道があっても止まってはだめだ。苦しいときには「ああなんと有り難い坂道なんだ、この坂道は俺を耐えてくれているんだ」と感謝することである。有り難いとは「難」が有るから有り難いのである。

今日一日を感謝しよう。楽しい場面と思い出で、いつも心を一杯にしよう。
喜びは身近にある。樹にも風にも花にも道にも、そして行き交う人たちも喜びは一杯である。私たちの喜びは、私たち自身の心にある。それを心で感じることである。
花が咲いているときには、綺麗に開いた花びらに感謝し、花の咲いていないときには見えないつぼみに感謝しよう。

「自由」とは、みずからに由ることである。自分はどこから来たのか。それは、自分自身からである。自分はこれからどこへ向かうのか、それは、自分の内から溢れ出てくる自分自身に向かってである。私の心は、私自身という、しかりとした大地に立っている。
私の自由とは、私自身の「考えて行ったこと」の全てが、自分自身にあることを知っていることである。
「世の中さん」 − 好きなように世の中を変えてしまっても良いのである。
世の中に対して「貸し」もないし、取り立てをする資格も権利もない。「世の中さん」とは、自分自身である。
もし間違った思いをしたと気がついたら、速やかに「思い」=「頭の中に書き込んだこと」を書き換えればよいのだ。間違ったままで、不必要に自分の人生に苦しみ、不幸せな暗い日々を送るのは、他ならぬ自分自身である。
人間は変わる。人間を変えるのは考え方を変えることである。
変わるとは、まさに「頭の中に書き込んだこと」を書き換えることに他ならないのである。
素晴らしい過去であっても、それをもう一度生きることはできない。
「時」を現在のままにとどめることはできない。「過去」は使用済み小切手である。

われわれは、常に新しい可能性の中に生きねばならず、この新しい可能性の中に自分というものがある。この新しい可能性の中にこそ未来の人生があることを、それをはっきりと自分の頭の中に書き込むことである。

考え方が変われば、行動が変わる。そして行動が変われば、新しい人生が開けるのである。
「自分が変われば世の中が変わる」

「誰がいったいそんなに無造作に幸福になろうって言うんだね。そんなことは本の中のことで、現実の世界ではそう簡単にいくまいよ。幸運だって、成長するには、いくらか時間がかかろうというもんさ。」 ― テイーク

「昨日まではウオーミングアップ!今日から本番!」 ― 安積徳也

また、ゲーテは
「喜んで事をなし、なされた事を喜ぶ人は、幸福である」

日々、喜んで事を成し、なされたことを喜び、身近な喜びを心の中で感じ、感謝して毎日を生きていこう。

ひろはまかずとし
は、
「今日 一つだけ約束しよう 思いきり生きようね」

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