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AA−10アラモ空対空ミサイル

AA-10 Alamo AAM

 
形式 中距離空対空ミサイル
名称 AA−10アラモ(NATO名)

R−27(ロシア名)

配備開始年 1985年
設計局 Vympel設計局
全長 4.0m
全幅 77cm
直径 23cm
発射重量 253kg
弾頭 39kgHE破砕弾頭
効力半径 12.5m
射程 60km
最大速度 マッハ2
目標最大G 8G
ジンバル・リミット 20度
主な搭載機 Su−27シリーズ、MiG−29、

Yak−141など

 

<解説>

AA−10アラモは第4世代のロシアの標準的な中距離ミサイルで、セミアクティブレー

ダー誘導(SARH)型、アクティブレーダー誘導型、赤外線誘導型、パッシブレーダー誘

導型など様々なタイプが存在する。推進はロケットモーターによって行われ、原理的に

は弾道飛行で180km以上飛行する能力を持つが、実質的な有効射程はシーカーヘ

ッドと発射母機のレーダーシステムによって大きく左右される。例えば、MiG−29が爆

撃機サイズの目標にセミアクティブレーダー誘導(SARH)型のAA−10アラモを発射

した場合の最大ヘッドオン(正対)射程は約60kmと言われる。しかし、遠ざかっている

目標に向かって発射した場合、最大有効射程は約22kmに減少してしまう。

可動翼は蝶の羽のような形状をしており、AA−10アラモの特徴の1つとなっている。こ

の翼は高角の攻撃時に大きく抵抗係数を減らす効果がある。AA−10アラモはドッグ

ファイト用に開発されたミサイルではないが、機動性に優れており、8Gまでの旋回を行

っている機動目標なら追従することが可能なため、最新の戦闘機がその旋回能力限

界で機動している場合を除き、十分な追尾能力を持っていると言える。

 

<運用>

ロシア軍の戦術ドクトリンでは、命中率を向上させるために2発の空対空ミサイルを連

射することが要求されている。事実、通常、ロシア製戦闘機のコックピットにはミサイル

の単発/連射の切り替えスイッチが装備されている。

 

<バリエーション>(以下全てロシア名)

○R−27T: 赤外線誘導型

○R−27R: セミアクティブレーダー誘導(SARH)型

○R−27ET: T型の射程延長型

○R−27ER: R型の射程延長型

○R−27AE: アクティブレーダー誘導型

○R−27EM: 海上目標用の長射程SARH型

上記の他に対早期警戒機(AWACS)用のパッシブレーダー型もあると言われている。

 

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AD2002 04/10 Update

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