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AA−7エイペックス空対空ミサイル

AA-7 APEX AAM

 
形式 中距離空対空ミサイル
名称 ロシア名: R−23、R−24

NATO名: AA−7「エイペックス」

配備開始年 1970年
設計局 Vympel設計局
全長 4.46m(SARH型)

4.16m(赤外線誘導型)

直径 20cm
翼幅 1.04m
発射重量 235kg(SARH型)

215kg(赤外線誘導型)

弾頭 30kg高性能爆薬
効力半径 15メートル
射程 20km
最大速度 マッハ3.0
目標最大G 7G
目標追従旋回率 10度/秒
生産終了年 1985年
 

<解説>

SARH(セミアクティブ・レーダー・ホーミング)ミサイルであるAA−7エイペックスは、射

程と能力において、米軍のAIM−7スパローに相当する空対空ミサイルである。AA−

7エイペックスには全周方向ホーミング式の赤外線追尾モデルも存在する。ロシア軍の

戦術ドクトリンでは、命中率を向上させるために2発の空対空ミサイルを連射すること

が要求されている。したがって、赤外線誘導モデルとSARHモデルが3秒間隔で発射

されることもしばしば見受けられる。赤外線誘導モデルのシーカーは約15kmの距離

で作動し、前方左右25度の目標を捉えることが出来る。

エイペックスを回避することは比較的容易である。射程が長い場合はECM(電子妨害

)の作動やチャフの放出に関係なく、ビーム機動を取れば回避できる。ただし、ミサイ

ルの射程が短い場合は、ECMやチャフ、フレアを駆使する他、ミサイルの旋回半径に

切り込むようなブレイク・ターンが必要となる。

 

<実戦運用>

AA−7エイペックスは優秀な戦闘成績を今まで残していない。1982年のレバノン侵攻

の際、シリア軍のMiG戦闘機がイスラエル空軍機に対して数発のエイペックスを発射し

たが、命中してはいない。エイペックスが唯一命中した例は、アンゴラ軍のMiG−23

フロッガー戦闘機が撃墜した南アフリカ軍のミラージュF1×1機のみである。

 

<バリエーション>

AA−7エイペックスにはいくつかのバージョンが確認されている。以下のRから始まる

番号はいずれもロシア名称である。

○R−23R: セミアクティブレーダーホーミングバージョン

○R−23T: 赤外線ホーミングバージョン

○R−23UT: 訓練用

○A−911: ルーマニアのライセンス生産バージョン

 

AA-7-APEX-AXX-1.jpg (13891 バイト)

↑搭載兵装は外側から増槽、AA−7エイペックス、AA−8エイフィドの順

2002/04/10 Update

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