アークロイヤル級正規空母Ark Royal Class |
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| アーク・ロイヤルはイーグルと同様オーディシャス級の1艦だったが、第2次大戦が終 わったため工事は中断し、大幅な改装を加えた上で建造開始から12年後の1955年 に竣工した。当初の艦名はイリジスティブルであったが、途中でアーク・ロイヤルに変更 された。 アーク・ロイヤルはイーグルより工事が遅れたため、随所に相違のある艦になってい る。例えば角度こそ5.5度と小さいがアングル・デッキを最初から備え、艦首に装備 されたカタパルトも新考案のスチーム・カタパルトであった。また、飛行甲板左舷中央 部にはイギリス空母としては初めて竣工当初から舷側エレベーターを有していた。 固有武装の114mm連装砲8基はイーグルと同じだが、ポンポン砲に代えて40mm 連装機銃7基を装備している。 アーク・ロイヤルはイーグルと違って最初からジェット戦闘機に運用な設備を持ってい たが、それでもジェット戦闘機の発展に追いつくために様々な改装が施された。竣工 翌年の1956年には早くも最初の改装が行われ、アングルデッキの前部が延長され るとともに、左舷前方の114mm砲2基が撤去された。1959年には運用上の不具合 を生じていた左舷中央の舷側エレベーターが廃止され、また1961年にはカタパルトと ミラーランディングシステムが新型化された。 アーク・ロイヤルは1967年から1970年にかけても大改装が行われている。本来なら ば新型空母CVA−01級の登場で退役するはずであったが、CVA−01計画が中止に なったため、さらに延命されることになったのである。アングルデッキは拡大されるとと もに、角度も8.5度に増やされ、新型のカタパルトが艦首左舷側とアングルデッキに1 基配置された。また、近距離防空用にシーキャット4連装発射機4基が搭載され、電子 兵装も艦橋上の965型レーダーの導入など大幅に近代化され、より大型のファントム FG1戦闘機やバッカニア攻撃機などの航空機を運用できるようになった。ただし、甲板 や格納庫の大きさは十分ではなく、航空機搭載機数は実用上の最低ラインである約3 0機に減少している。 アーク・ロイヤルは、その後も小規模な改装を繰り返しながら現役にとどまっていたが、 イギリスの空母廃止政策に基づいて1978年に退役した。
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