BAC ライトニング迎撃機BAC Lightning |
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| ↑要目データはライトニングF.6
<開発&設計> ライトニングは、イギリスが独力で開発、生産した唯一のマッハ2級超音速戦闘機とし て知られる。ライトニングの原型は超音速実験機P−1であるが、これが1958年11 月にマッハ2の高速性能を示したため、急遽戦闘機へ転用されて1960年7月にライ トニングF.1の形式名で部隊就役した。 主翼はデルタ翼の後援を三角形に切り落としたような極めて特徴的な形状をしており、 主脚は主翼下面に折りたたんで収容する。しかし、このような独自の主翼を採用して いるため、翼下面の懸吊重量に限度があり、しかも主脚を主翼内に収容しているの で、兵装の搭載量と種類が著しく制限されていた。また、主翼のすぐ後方下には水平 尾翼があるため、その前方に投下物(増槽など)を配置できないという欠点もある。そ のため、燃料タンク増槽は主翼の上に載せるという前代未聞の配置をとっていて、腹 部にも巨大な燃料タンクのバルジが設けられた。 エンジンは上下にずらして2段配置するという他に類を見ない搭載方法をとっており、 前方空気取り入れ口から後部のエンジンまでエアダクトが走っている。 ライトニングは優れた加速性と高速性、運動性を持ち合わせていたが、前述の理由で 兵装の搭載量が制限されており、航続距離も不足気味という新時代の戦闘機としては 致命的な弱点を持っていたため、短命に終わり、生産数も255機とあまり多くない。イ ギリス本国以外ではサウジアラビアが34機とクウェート12機のライトニング輸出型F. 53を調達している。
2002/01/18 Update |