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BRDM−1装甲偵察車

BRDM-1

 
正式採用年 1957年
乗員 2名+3名(乗車可能人員)
武装 12.7mmDShKM重機銃×1基

7.62mmSGMT/PKT機銃×1基

搭載弾数 12.7mm機銃弾×1250発

7.62mm機銃弾×1250発

全長 5.7m
全幅 2.25m
全高 1.9m
最低地上高 31.5cm
ホイールベース 2.8m
戦闘重量 5.6トン
馬力重量比 16.7hp/トン
エンジン GAZ−40P 

6気筒水冷ガソリンエンジン

(出力90馬力)×1基

路上最高速度 80km/h
水上最高速度 9km/h
路上航続距離 500km
燃料タンク容量 150リットル
燃料消費量 0.3リットル/km
超堤高 0.4m
超壕幅 1.22m
登板力 60%
最大装甲厚 10mm
NBC装置
夜間暗視装置 有(赤外線、運転席のみ)
使用国 生産終了

・アルバニア(15両)

・ブルガリア

・ロシア

・コンゴ

・キューバ

・ギニア

・モザンビーク

・スーダン

・ザンビア

多くのBRDM−1は予備役に回され

ているものと思われる

総生産台数 約1万両
 

BRDM−1(Bronevaya Rasvedyvateinaya Dosornaya Machina=装甲偵察巡回車)

はBTR−40の欠点の多くを改善した装甲偵察車で、1954年にゴーリキー自動車工

場(GAZ)で開発が始められ、1957年に正式採用になった。ガソリンエンジンを車体

前部に搭載したBTR−40の方式は、そのまま踏襲しているが、エンジン出力が向上

した。また、BRDM−1はGAZ−63トラックの構成品を数多く使用している。

BRDM−1のボート状の車体と「ワニの鼻」のような前部は、MAV水陸両用トラックに

似ているが、浮航性をよくするために設計されたもので、ウォーター・ジェット推進装置

1基で浮航し、車両前端の波切板で浮航中の安定性を確保している。

タイヤにはソ連軍が制式化している内部タイヤ圧調整装置が取りつけられており、床

下の左右各2個の小型補助車輪と組み合わせて路上外機動性の向上が図られてい

る。この小型補助車輪は悪路克服用で、普段はシャーシの中に引き込んでいるが、軟

弱地盤を踏破する際には、これが引き下げられて前後輪と共に駆動されるようになっ

ている。また、この補助車輪は浮航性を向上する波及効果も持っている。

BRDM−1は完全密閉型であるが、12.7mmDShKM機関銃(一部の車輌に搭載)

や7.62mmSGBMまたはPKT機関銃などの搭載火器の射撃を車内から行うことは

出来ない。車体の両側に各2個と後部に2個設けられた射撃孔は、乗車した戦闘員が

射撃する際に使用する。

BRDM−1は1966年までに約1万両が生産され、1970年代いっぱいまではソ連軍

の第一線部隊で姿が見られた。

 

<各種タイプ>

○BRDM−1モデル1957: 完全な密閉式では無い初期生産型、少数生産

○BRDM−1モデル1958: 完全な密閉式で、最もオーソドックスなタイプ

○BRDM−1U: 4本のアンテナと補助発電機を搭載した指揮車

○BRDM-RKhh: NBC偵察車。NBC防護装置を備え、改良型の各種センサーを

             搭載している。土壌のサンプルを自動的に収集し、密閉した車

             内で分析することができるようになっている

○BRDM−1ATGW: BRDM−1に昇降式の各種対戦車ミサイルを搭載した型で

               、3連装AT−1スナッパー搭載モデルや、4連装AT−2スワ

               ッター、6連装AT−3サガー搭載モデルなどが存在する

 

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