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ハーミズ級軽空母

Hermes Class

 
建造隻数 1959年

1隻

全長 198.12m
全幅 45.08m
喫水 8.47m
基準排水量 23000トン
満載排水量 27800トン
主機 蒸気タービン2基、2軸
出力 76000馬力
速力 28.5ノット
航続距離 20ノットで5040NM
武装 <砲>

・40mm連装機関砲×5基

搭載機 20機(竣工時)

16機(1971年、ヘリコプター)

乗員 1834名
建造艦データ ・R12 ハーミズ

 起工1944年6月21日

 進水1953年2月16日

 竣工1959年11月18日

 

<開発&設計>

ハーミズは1943年計画の改良型軽空母ハーミズ級の4番艦エレファントとして計画

されたもので、元はセントー級と同クラスである。ただし、4番艦エレファントだけはセ

ントー級以上に大規模な改装が施され、そのため起工から竣工まで15年もの歳月を

要し、セントー級とは別クラスの空母になった。それだけにハーミズは当初から近代的

な特徴を備え、飛行甲板は角度6.5度のアングルデッキとし、その前端にはアークロ

イヤルより大型の舷側エレベーターが装備されていた。艦首には竣工当初から2基の

スチームカタパルトを備え、ミラーランディングシステムも有し、艦橋上には984型三次

元レーダーが搭載されていた。

固有兵装は40mm連装機銃5基で、搭載機はシーヴィクセン戦闘機やシミター戦闘攻

撃機、ウェセックス対潜ヘリコプターなど45機であった。

ハーミズは竣工後約5年で、まずアイランド外側通路を増設、機銃に代えてシーキャット

艦対空ミサイル発射機を装備するなどの改造を受けたが、労働党政権の空母全廃方

針に沿って、アルビオンの代替として1971年にカタパルトやアレスティングワイヤなど

の固定翼機運用関連の設備を撤去し、コマンドー空母に改装された。しかし、それから

間もなく、必要に応じて対潜空母としても使用されるはずだったコマンドー空母ブルワー

クの退役が近づくと、NATOはイギリスに対して空母の維持を望むようになった。そのた

め、1976年〜1977年にかけて再び改装され、シーキングやウェセックスなどの対潜

ヘリコプターの運用能力が与えられた。

その後、イギリス海軍がV/STOL戦闘攻撃機シーハリアーの導入を決定すると、本

格的なV/STOL空母インヴィンシブル級の就役までのつなぎとして、三たび改装され

ることになった。改装は1980年〜1981年に行われ、艦首左舷側に角度7.5度のス

キージャンプが設けられた。

この改装から間もなくしてフォークランド紛争が勃発し、ハーミズはイギリス任務群の旗

艦として南大西洋に派遣され、シーハリアーなどの艦載機の他に空軍のハリアーなども

搭載し、新造のインヴィンシブルとともに艦隊防空や近接対地支援攻撃、物資や兵員の

輸送などに活躍した。

ハーミズはその後もしばらくイギリス海軍の現役に留まっていたが、1986年にインド海

軍に売却され、ヴィクラートと改名され、現在もインド海軍に就役している。

 

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2001/12/31 update

 

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