カモフKa−25ホーモン対潜ヘリコプターKamov Ka-25 Hormone |
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| <開発&設計> Ka−25ホーモンは、対潜およびミサイル中継誘導を行う旧ソ連の艦載主力ヘリコプ ターで、キエフ級とモスクワ級航空重巡洋艦のほか、各種巡洋艦や駆逐艦、補助艦艇 上で視認されている。 Ka−25ホーモンの原型となったのはKa−20ハープで、ハープは1961年7月にソ 連の航空ショーで胴体に模擬ミサイル2基を搭載して飛行し、初めて公に視認された。 ただし、その後に空対艦ミサイルで武装したKa−25ホーモンは1機も確認されてい ない。Ka−25ホーモンは、陸上または艦上をベースとする対潜水艦用ヘリコプターと して開発されたもので、アメリカのポラリス潜水艦発射弾道ミサイル搭載原潜に刺激さ れたものと思われる。 Ka−25ホーモンは際立った設計で、コンパクトな胴体、2基のターボシャフト・エンジン が駆動する二重反転ローター、多尾翼を支える短いテイル・ブーム、4輪着陸装置がそ の特徴となっている。また、ローターの配置がテイル・ブームの必要性を緩和し、艦上で の取り扱いを容易にしている。なお、メイン。ローターは折りたたむことが出来る。一部 のヘリコプターには、着水に備え、膨張式浮き袋が着陸装置の場所に取り付けられて いる。 Ka−25ホーモンには、大きく分けると3つの型があって、A型は対潜戦用、B型はミサ イル中継誘導用、C型は汎用および救難任務用である。対潜型のホーモンAは、パフ・ ボール水上捜索レーダー、使い捨てソノブイ、ホバリング中に下げることができるディッ ピング・ソナーを有し、機内の爆弾倉には対潜ホーミング魚雷または爆雷を搭載するこ とが出来る。また、一部の機体には電子・光学センサーが装備されている。ミサイル中 継誘導型のホーモンBは、水上監視用大型ビッグ・バルジBレーダーを装備し、長距離 対艦ミサイルで武装した水上艦と潜水艦に対し、VDL経由で目標データを送信すること が出来る。汎用・救難任務に使用されるホーモンCは、人員12名の輸送が可能である。 Ka−25ホーモンは1967年に実戦配備となり、同年モスクワ級航空重巡洋艦とクレス タU型巡洋艦にも配備された。総生産機数は約500機で、1975年に生産を終えた。 また、ホーモンAヘリコプターは、インドとユーゴスラビアに供与された。
<各種タイプ> ○Ka−25PL: 基本型 ○Ka−25F: 陸上発進攻撃型、計画のみ ○Ka−25B ホーモンA: 対潜型 ○Ka−25Ts ホーモンB: ミサイル中継誘導型 ○Ka−25TL、TI、IV: ミサイル追跡型 ○Ka−25PS ホーモンC: 汎用・救難任務型、対潜装備は装備していない ○Ka−25BshZ: 機雷戦闘・掃海型 ○Ka−25K: 民間用空中クレーン型
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