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カモフKa−25ホーモン対潜ヘリコプター

Kamov Ka-25 Hormone

 
乗員 4〜5名
名称 カモフKa−25

NATOコードネーム「ホーモン」

全長 9.75m
回転翼直径 15.7m
全高 5.4m
自重 4765kg
最大離陸重量 7200kg
エンジン グルシェンコGTD−3Fターボシャフト

エンジン(各900馬力)×2基

巡航速度 193km/h
最大速度 220km/h
実用上昇限度 3500m
航続距離 戦闘行動半径: 250km

航続距離: 650km(外装タンク使用)

兵装 対潜魚雷及び爆雷
レーダー ホーモンA: パフ・ボール(水上捜索)

ホーモンB: ビッグ・バルジB(水上捜索)

総生産機数 約500機
製造工場 バシコルトスタン(ロシア連邦)

ウランウデ(ロシア連邦)

使用国 ・ロシア(海軍53機)

・インド(海軍7機)

・シリア(海軍)

・ベトナム(空軍8機)

・ユーゴスラビア(空軍3機)

 

<開発&設計>

Ka−25ホーモンは、対潜およびミサイル中継誘導を行う旧ソ連の艦載主力ヘリコプ

ターで、キエフ級とモスクワ級航空重巡洋艦のほか、各種巡洋艦や駆逐艦、補助艦艇

上で視認されている。

Ka−25ホーモンの原型となったのはKa−20ハープで、ハープは1961年7月にソ

連の航空ショーで胴体に模擬ミサイル2基を搭載して飛行し、初めて公に視認された。

ただし、その後に空対艦ミサイルで武装したKa−25ホーモンは1機も確認されてい

ない。Ka−25ホーモンは、陸上または艦上をベースとする対潜水艦用ヘリコプターと

して開発されたもので、アメリカのポラリス潜水艦発射弾道ミサイル搭載原潜に刺激さ

れたものと思われる。

Ka−25ホーモンは際立った設計で、コンパクトな胴体、2基のターボシャフト・エンジン

が駆動する二重反転ローター、多尾翼を支える短いテイル・ブーム、4輪着陸装置がそ

の特徴となっている。また、ローターの配置がテイル・ブームの必要性を緩和し、艦上で

の取り扱いを容易にしている。なお、メイン。ローターは折りたたむことが出来る。一部

のヘリコプターには、着水に備え、膨張式浮き袋が着陸装置の場所に取り付けられて

いる。

Ka−25ホーモンには、大きく分けると3つの型があって、A型は対潜戦用、B型はミサ

イル中継誘導用、C型は汎用および救難任務用である。対潜型のホーモンAは、パフ・

ボール水上捜索レーダー、使い捨てソノブイ、ホバリング中に下げることができるディッ

ピング・ソナーを有し、機内の爆弾倉には対潜ホーミング魚雷または爆雷を搭載するこ

とが出来る。また、一部の機体には電子・光学センサーが装備されている。ミサイル中

継誘導型のホーモンBは、水上監視用大型ビッグ・バルジBレーダーを装備し、長距離

対艦ミサイルで武装した水上艦と潜水艦に対し、VDL経由で目標データを送信すること

が出来る。汎用・救難任務に使用されるホーモンCは、人員12名の輸送が可能である。

Ka−25ホーモンは1967年に実戦配備となり、同年モスクワ級航空重巡洋艦とクレス

タU型巡洋艦にも配備された。総生産機数は約500機で、1975年に生産を終えた。

また、ホーモンAヘリコプターは、インドとユーゴスラビアに供与された。

 

<各種タイプ>

○Ka−25PL: 基本型

○Ka−25F: 陸上発進攻撃型、計画のみ

○Ka−25B ホーモンA: 対潜型

○Ka−25Ts ホーモンB: ミサイル中継誘導型

○Ka−25TL、TI、IV: ミサイル追跡型

○Ka−25PS ホーモンC: 汎用・救難任務型、対潜装備は装備していない

○Ka−25BshZ: 機雷戦闘・掃海型

○Ka−25K: 民間用空中クレーン型

 

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