ラファイエット級フリゲイト艦La Fayette Class |
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
| 大型水上戦闘艦艇として、初めて徹底したステルス設計を採用したフランス海軍の新 型フリゲイトで、海上護衛任務、海外領土警備用に1960年代から使用している護衛 通報艦コマンダン・リヴィエル級の後継として計画されたものである。排水量は3600 トンと中型の部類であるが、コマンダ・リヴィエル級よりは排水量、艦型ともにはるかに 大きくなっている。船型は中央部に大型の船楼を有する中央船楼型で、上構部は艦橋 と後部のヘリコプター格納庫が一体となった構造物を構成しており、側面には10度の テーパーが付けられ、ステルス性を考慮した設計となっている。砲のシールドも側面は 同じ角度で傾斜した新型となっており、さらに中央部の搭載艇収納部にも航行中には カバーがかけられる。また、外面には電波吸収性の塗装も用いられ、これらの手法に より、ラファイエット級のレーダー反射面積は通常型の設計に比べて40%程度に減少 しているという。 主機はディーゼル4基のCODAD方式、2軸推進で、速力は25ノットと比較的低いのも 特徴の1つである。 主兵装はエグゾゼMM40SSM4連装発射筒2基、100mm単装砲1基、クロタル短S AM6連装発射機1基、20mm単装機銃2基で、ソナーや固有の対潜兵器は装備してい ないが、対潜ヘリコプター1機を搭載している。なお、将来的には現在装備しているクロタ ル短SAMに換えて中射程のアスター15の16連装VLSが搭載されることになっていて、 既に艦前部にそのための搭載スペースを確保している。 ラファイエット級は当初6隻の建造が計画されたが、後に1隻がキャンセルされ、現在 1隻が建造中、1隻が起工待ちである。また、外国にも台湾海軍とサウジアラビア海軍 それにシンガポール海軍に採用されている。ちなみに、サウジアラビア向けの艦は原型 よりかなり大型化され、逆にシンガポール向けは小型化され、ラファイエット改型となっ ている。
AD2002 08/30 Update
|