ダッソー・ミラージュW爆撃機Dassault MirageW |
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| <開発&設計> ミラージュWはスエズ動乱(1956年)の教訓を元にして開発された、ミラージュVをス ケールアップした超音速爆撃機である。両機ともデルタ翼を採用するなど、外観の共通 点も少なくない。原型機は1959年6月17日に初飛行し、翌年9月には1000km周 回コースで1822km/hの世界記録を樹立し、1964年から部隊配備が開始された。 当初は超音速での高空侵入を前提に開発されたが、地対空ミサイルの発達によって 戦略を低空侵入に変更し、航法・爆撃装置を強化し、低高度でも核爆弾を投下できる ようになった。また、KC−135Fの空中給油により、5トン核爆弾を搭載してマッハ1. 7での行動半径が3704kmに拡大した。降着装置は、前線基地でも使用できるように ボギー式ダブル・タンデム・タイヤを装備している。50機が量産されてフランス空軍に 引き渡され、最後のミラージュWである戦略偵察型は1996年に退役し、爆撃機型は 1986年に退役するまでフランス核戦力の要で有り続けた。
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