ダッソー・ミラージュF1戦闘機Dassault Mirage F1 |
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| ↑要目はミラージュF1C型
ミラージュF1は無尾翼デルタ全盛のミラージュシリーズの異端児である。ダッソーが 後退翼と水平尾翼を組み合わせた通常形式を採用したのは、戦術戦闘機として必要 なSTOL性能の向上のためであった。前縁フラップと後縁フラップによって、ミラージュ F1の全機揚力係数はミラージュVに比べて2倍になり、着陸速度では20%、滑走距 離にして30%の短縮が可能になった。 原型機の初飛行は1966年12月23日に行われ、1973年5月に部隊配備が開始さ れた。当初はシュペルミラージュとも呼ばれ、フランスの次世代戦闘機のホープであっ た。 ミラージュF1シリーズの基本型は全天候戦闘機型のミラージュF1Cで、機首にトムソ ンCFSのシラノ4モノパルスレーダーを搭載していた。しかし、ミラージュF1Cは迎撃 を主任務にしていたため、対地攻撃能力は限定されたものであった。さらに、空中目 標については、追跡できる目標は1つのみで、悪天候時にはレーダーの能力が大き く低下するという欠点も有していた。 1974年にはオランダ、ベルギー、ノルウェー、デンマークのNATO4カ国新戦闘機 計画に提案するためにエンジンを新しいM53に換装したE型が登場したが、F−16 に敗れて大量受注の機会を逃した。ただし、この他の海外への輸出は好調で、スペ イン、ギリシア、リビア、クウェート、南アフリカ、モロッコ、ヨルダン、カタール、エクアド ル、イラクなどに輸出されている。
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