ダッソー・シュペルエタンダール艦上攻撃機

Dassault Super Etendard

 
初飛行年 1974年
乗員 1名
全長 14.13m
全幅 9.6m
全高 3.85m
翼面積 28.4平方メートル
自重 6500kg
総重量 12000kg
エンジン SNECMAアター8K50(推力5000kg)

ターボジェットエンジン×1基

最大速度 マッハ1.06(11000m)
実用上昇限度 13700m
戦闘行動半径 648km(ASM×1、燃料タンク×2)
兵装 30mmDEFA機関砲×2門
使用国 ・アルゼンチン(海軍12機)

・フランス(34機、改修再生によって54機

 に増加の見込み)

総生産機数 フランス向け71機+アルゼンチン向け

14機+イラク向け5機

 

<開発&設計>

シュペルエタンダールは、アルゼンチンに輸出された中の1機が、1982年のフォーク

ランド紛争の際、エグゾゼ対艦ミサイルでイギリス海軍の駆逐艦シェフィールドを撃沈

し、一躍有名になった艦上攻撃機である。本機の開発は、1962年にダッソー・エタン

ダールWの実用配備を開始していたフランスが1970年代に入りそれに続く新艦載攻

撃機の装備を計画したことに始まる。当初はイギリスと共同で開発したジャギュアの海

軍型の購入が検討されたが、発着艦の飛行性と片発停止時のアフターバーナーエンジ

ンの出力操作の関係から不採用になっている。

この発展型はシュペルエタンダールと名付けられ、機体フレーム自体は従来のエタン

ダールWと90%近い共通性が持たされることとなった。ただし、エンジンはエタンダー

ルWのアター8Cからパワーアップ型のアター8K−50に変わり、多種の兵装搭載を

可能にするため総重量も増加している。増加した重量で空母から発信できるようにす

るため、主翼の高揚力装置は大幅に強化された。主翼前縁は完全に再設計され、後

縁フラップも大型化して、エタンダールWと同等の離着陸性能を維持している。

航法・攻撃・通信システムは、対艦ミサイルの誘導に対応でき、無線封止の自立航法

が可能な慣性航法式のものに一新された。艦上での慣性プラットホームのジャイロの

整合には母艦の基準器との間に光通信による無線データリンクが使われている。

生産は1983年に終了したが、それから間もない1986年には攻撃能力をさらに向上

させるための近代化改修契約がダッソーに対して与えられた。攻撃能力向上の最大の

主眼は、核弾頭の装備も可能なASMP巡航ミサイルの搭載能力の付与であり、胴体

中心線下にASMP1発を携行できるようになっている。また、レーダーも艦船探知距離

が倍増するアネモンに近代化された。慣性誘導装置とコンピュータも近代化され、ヘッド

アップ・ディスプレイは広角でIRやTV映像の重ね合わせも可能になっており、パイロット

の操作には、操縦桿とスロットルレバーに手を置いたまま各種の操作が行えるHOTOS

概念が導入されている。改修予定機数は当初40機程度とされていたが、ラファールMの

計画が遅れていることもあって、54機に増える見込み。

 

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2002/02/05 Update

 

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