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パナビア・トーネードIDS戦闘攻撃機Panavia Tornedo IDS Fighter Bomber
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Specifications |
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Development & History |
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| <開発> 1968年7月25日、西ヨーロッパのイギリス、西ドイツ(当時)、イタリア、オランダ、ベルギ ー、カナダの6カ国が、次期他用途戦闘機(MRCA)を、共同で研究、開発する合意文書 に署名した。しかし、この計画が実際にスタートする以前に、カナダとベルギーが財政難を 理由に脱退し、さらにオランダも同様の理由で脱退、1970年7月]22日開発フェイズを 開始した時点で残ったのは、イギリス、西ドイツ、イタリアの3国だけとなっていた。ちなみ に、トーネードに対するイギリス、ドイツ、イタリア3カ国の運用要求は大きく異なっていた が、可変翼、アフターバーナー付きターボファン・エンジン、複座という形態をとることによ り、各国の要求をほぼクリアすることが可能となった。1号機は1974年8月14日に初飛 行している。
<設計> トーネードの特徴は、高い航続性能、STOL性能、精密な全天候航法・攻撃システムなど であるが、機体自体は可変翼を除けば、ごく保守的な設計である。肩翼式の主翼は、前 縁にフラット、後縁にダブル・スロテッド・フラップを装備する他、翼面上にスプリット・スポイ ラーが設けられている。このスポイラーは後退角が浅い時には横操縦の補助手段として 使われる他、接地後にはグラウンド・スポイラーとして機能する。操縦系統は、メカニカル・ バックアップ付きのフライ・バイ・ワイヤー方式である。また、機体全長は低空侵入時に少 しでも損害を減らすために、可能な限り短くする努力が払われている。 外部兵装搭載用のハードポイントは、胴体下面に3ヶ所、主翼下面に左右2ヶ所、計7ヶ所 設けられている。主翼下面のパイロンは、後退角が変化しても、常に気流と平行になる機 構が付けられている。水平尾翼は、左右作動して横操縦にも使われる。 エンジンはロールスロイスがRB199、プラット&ホイットニーがJTF22、ジェネラルエレク トリックがGE1/10の各エンジンを提案、1969年にRB199を使用することが決められ た。このエンジンで特筆すべきことは、スラスト・リバーサー(逆噴射装置)を装備している ことである。これは、STOL性に固執した西ドイツ空軍の要求を満たすために装備したも のだが、空中では全くのデッド・ウェイトになってしまうし、整備性の面でも不利となるだろ う。 航法・攻撃システムは、コンピュータを中心に、INS(慣性航法装置)、ドップラー・レー ダー、地形追随レーダー、レーザー測距器、オート・パイロットなどで構成されており、超 低空での自動地形追随飛行を可能としている。
<実戦運用> トーネードは、湾岸戦争で実戦に初参戦し、高い攻撃能力を発揮した。しかし、開戦当 初、超低空飛行による飛行場攻撃などで短期間に7機を失うという、多国籍軍最悪の 喪失を記録したため、以後超低空での攻撃が禁止された。
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Variants |
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| ○トルネードIDS: 戦闘攻撃機型のイタリア、ドイツでの呼称。 ○トルネードGR.1: 戦闘攻撃機型のイギリスでの呼称で、基本型。 ○トルネードGR.1A: 偵察能力をさらに高め、昼夜間の全天候偵察を可能にした型。 ○トルネードGR.1B: トルネードGR.1にシーイーグル対艦ミサイルの携行能力を付与 したタイプ。 ○トルネードGR.4: 大規模で本格的な近代化型で、防御電子戦システムの装備、兵装 制御システムの能力向上、前方監視赤外線(FLIR)の装備、乗員 表示装置の改善などの改良が施されている。1993年5月29日に 改修初号機が初飛行し、現在GR.1/GR.1Aのアップデートが進 行中である。 ○トルネードADV: トーネードIDSから発展したイギリス空軍用の防空戦闘機で、イギリ ス空軍ではトルネードF.2の正式名称を与えて、173機採用した。 ○トルネードECR: 1990年に配備が開始された電子戦闘偵察型。トルネードIDSをベ ースにドイツで開発され、敵の防空網や指揮・統制・通信施設に対 する昼夜間全天候での攻撃を任務とする。
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↑トーネードGR1B
↑トルネードGR4 AD2003/03/24 Update |