トップページに戻る

ヤコブレフYak−36フリーハンドVTOL

Yakovlev Yak−36 Freehand VTOL

 

開発年 1963年
乗員 1名
全長 16.75m
全幅 7.14m
全高 4.18m
自重 4140kg
最大重量 4835kg
エンジン P−27−300ターボジェットエンジン

(推力6350kg)×2

上昇限度 1万2000m
航続距離 370km
武装 23mm機関砲×1

 

1967年のモスクワ航空ショーで初公開されたソ連第一世代のVTOLで、英国の

ハリアーの初飛行する前だったので世界に大きな衝撃を与えた。エンジンは

ツマンスキーR-11を2基胴体全部に並列に配置されており、そのため胴体は

かなり太くなっている。垂直離陸時にはカスケードと呼ばれる可変式ノズルから

真下90度に吹き出すようになっていて、排気の一部は両主翼端、機首前方

ブームの先端、尾部の4カ所のノズルに導かれ、ここから排気を吹き出すことで

姿勢を安定化している。ギアは胴体部分に自転車式に2基と、主翼両端に補助

輪を装備する方式で、Yak−25やYa−28などの前のヤコブレフ設計局の

航空機と同じである。機体はエンジンを並列に配置したため、横に大型化して

いて、下方視界はあまり良くないようである。Yak−36は空母上での運用を

目標に開発されたもので、モスクワ航空ショーの際にはロケット弾ポットを装備

して実用化が近いことをアピールし、航空巡洋艦モスクワ級の艦上でもテスト

が行われたが、結局安定性不良ということで実用化には至らなかった。

 

Yak-36-1.jpg (22498 バイト)

 

Yak-36-2.jpg (20757 バイト)

 

 

                    戻る