| >トップページに戻る | ||||||||||||||||||||||||||||
ベリエフBe−10ジェット飛行艇Beriev Be-10 Flying-boat
|
||||||||||||||||||||||||||||
Specifications |
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
Development & History |
||||||||||||||||||||||||||||
| <開発> ベリエフBe−10マーロウは世界で唯一量産されたターボジェット飛行艇として知られてい る。Be−10マーロウはR−1試作ターボジェット飛行艇で得られた研究成果をベースに 開発され、1961年のツシノ航空ショーで初めて一般に公開された。Be−10マーロウは この航空ショーで編隊飛行を実施した。 世界初で唯一の実用ターボジェット飛行艇のベリエフBe−10マーロウは飛行艇としては 卓越した飛行性能を有しており、12個もの飛行艇クラスの世界記録を樹立した。 しかし、ベリエフBe−10マーロウは少数機しか生産されなかった。理由は同時期に開発 されたベリエフBe−12チャイカ(メイル)ターボプロップ飛行艇と比べて航続距離が短く、 整備性や稼働率も劣ったためであり、これは哨戒飛行艇にとっては致命的な弱点であっ た。また、何よりBe−10マーロウの卓越した飛行性能が真に必要とされなかったのも大 きな要因である。 ベリエフBe−10マーロウは主に波の穏やかな黒海方面で使用されたが、それでも海が 荒れていた場合や、強風時の操縦はかなりの困難を伴ったと伝えられている。
<設計> ベリエフBe−10マーロウは全金属製の機体構造を持ち、50度というきつい後退角を持 つ主翼を高翼式に配置した単葉機である。主翼には大きな下反角が付けられるとともに、 片側2枚のフェンスが設けられ、両主翼端には固定式の安定用フロートを装備している。 エンジンは主翼下にリューリカAL−7PBターボジェットエンジン(推力6500kg)を2基装 備しており、水が入らないように様々な工夫が施されている。
<武装> ベリエフBe−10マーロウは各種外部兵装を合わせて2000kg搭載することが可能で、 主翼下には対潜ミサイルを携行できると推定されている。固定兵装としては、NR−23 23mm機関砲を胴体後部の銃塔に2門、胴体前部に2門の合わせて4門装備している。 胴体後部銃塔の機関砲はレーダーによって管制されているが、胴体前部の機関砲は固 定式である。
<生産> 生産は既に終了し、Be−10ジェット飛行艇は少数機しか生産されなかった。現在は全て 退役している。
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
AD2003/03/07 Update |