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ミコヤンMiG-701迎撃機

Mikoyan MiG-7.01

 

701gim-sai-axx.jpg (11863 バイト)

 

Specifications

形式 戦略重迎撃機
名称 ミコヤン ミグ7.01
全長 30m
全幅 19m
最大離陸重量 65000kg
エンジン ターボファンエンジン×2基
最大速度 2300〜2500km/h
航続距離 7000〜11000km
兵装 胴体内部にウエポンベイ装備

長距離空対空ミサイルをウエポンベイに搭載

 

Development & History

<開発>

 1980年代、Su−27フランカーやMiG−29ファルクラムを代替するMFI・LFIといった第5世代の前線戦闘機の開発が始まったが、一方で、MiG−31フォックスハウンドを代替する第5世代の迎撃機の開発計画もあった。

 それがMDP(ロシア語のマルチロール長距離迎撃機の頭文字)プロジェクトで、ミコヤン設計局では「701」のコードネームで開発を進めた。この新型迎撃機プロジェクトは1988年にその存在が明らかになった。

 開発に当たっては、ソビエト連邦の長大な国境線をパトロール・防護する必要性から、長距離性能と兵器システムとしての独立性が求められた。そのため、MiG−31と比べてさらに巨大になっており、MiG−701と同様の設計コンセプトの世界最大の全天候迎撃機Tu−128フィドラーよりもさらに大きい。

 

<設計>

 MiG−701は、カナード付きダブルデルタ翼の形態で、同時期に開発されていたMFIと同様である。

 特徴的なのはそのエンジン配置で、機体後部上部に2基まとめて装備している。これは、巨大な長距離空対空ミサイル搭載するための大容積のウエポンベイを胴体内部に確保する必要があったためであると推測される。

 コックピットはタンデム複座である。並行してSST超音速旅客機(そのサイズから超音速ビジネスジェットの性格である)タイプも開発されていたが、こちらはサイドバイサイドの並列複座に変更されている

 

<終焉>

 ソビエト経済が危機的状況に陥った1990年代に入ると、ミグ701の開発はスローダウンした。その後、ソ連崩壊の影響を受けて、1993年に実機が製作されること無く開発中止となった。

 ロシアは次世代迎撃機について、新型機の開発では無く、MiG−31のアップグレードで対応することを選択した。アップグレード型のMiG−31は2025年ごろまで使用される見込みである。その後は専用の迎撃機は消滅し、MFIのようなマルチロール戦闘機と統合されるものと見られる。

 また、MiG−701Pと呼ばれる超音速長距離ビジネスジェットタイプも並行して開発が進められていた。超音速ビジネスジェットについては設計局では需要があると見たのか1993年の開発中止後も研究を続けたと言われるが、現在はMiG−701Pの開発も行われていない模様である。

 

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