インディア級救難潜水艦INDIA CLASS
<建造艦データ>
<設計&開発> 1970年代後期に救難専用の潜水艦として計画され、同型2隻が建造された。 ディーゼル潜水艦としては世界最大級で、速やかに目標海域に進出するべく 水上航走を重視するため乾舷は比較的大きい。艦内スペースはかなりの 部分が救出乗員の収容に充てられているようである。 後部に長さ12.1メートルの深海救難艇(DSRV)を2隻搭載し、沈没潜水艦 から乗員を救出、海中で本艦にメイティングして移乗させる。DSRVは1837 号、1837K号計画艇で連続行動時間11時間、2000メートル前後まで潜航 可能だが、実際の救難作業が行われるのは600〜700メートル程度では ないかと推定されている。DSRVを搭載しない場合、この部分は左右ヒンジ になった観音開きのハッチでカバーできるようである。一見ミサイル原潜 デルタ型の小型版といったプロフィルになっている。建造された2隻は北洋 艦隊と太平洋艦隊に1隻ずつ配備され、このうち太平洋艦隊に配備されて いたBS−486は1981年10月21日はウラジオストクのピョートル大帝湾 で沈没したウイスキー級潜水艦の救援活動で活躍し、乗員28名(31名は 死亡)を救出する功績をのこした。しかし、現在では予算不足により2隻とも 予備役に編入され、1隻は除籍されている。
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