クルップニイ/カニン級Krupnyy & Kanin Class |
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| <建造艦データ>
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| 注1:( )内は建造造船所 Z=ジュダノフ K=コムソモルスク M=61コムナ 注2:建造造船所隣は所属艦隊 NOR=北洋艦隊 PAC=太平洋艦隊 BALTIC=バルチック艦隊
<設計&開発> クルップニイ級はコトリン改型のストレートな駆逐艦として計画されたが、キルディン級 に続いてSSM(艦対艦ミサイル)搭載艦に変更され、1960年代初期に8隻が完成した。 全体的にキルディン級よりも一回り大きく(4650トン)、よく似た平甲板船型の前後に SS−N−1スクラバーSSM発射機と弾庫をそれぞれ配置し、他に57mm4連装機銃 4基などを備えていた。 カニン級は、1960年代末期になって搭載するSSM装置が旧式化したクルップニイ級 (SS−N−1発射機2基搭載)を、さらに改装したミサイル駆逐艦である。改装は1968 年から1977年の間に行われ、ウラジオストクで改装された「グネヴヌイ」と「ゴルディ」の 2隻を除いてレニングラードのジュダノフ造船所で改装された。コトリンSAM型と同じ要 領で後部のSSM発射機と57mm4連装機関砲台を撤去し、SA−N−1装置を設置し、 ヘリコプター甲板を拡大化した。また、前部SSM発射機の跡には57mm4連装機関砲 台と対潜ロケット発射機が新たに装備され、対潜ロケット発射機は人力装填式のRBU− 2500×2基から機力装填式のRBU−6000×3基に強化された。上部構造物も改装 され、船体中央部の57mm機関砲台2基(クルップニイ級には57mm4連装機関砲台が 4基装備されていた)の後に30mm連装機関砲4基が追加装備されており、魚雷兵装は 6門から10門に増やされた。さらに、バウ・ソナーが装備されるなど電子兵装もグレードア ップされている。このように、改装は極めて大規模だったため、基本的にはクルップヌイ級 と同じ艦であるがNATOコードネームが「カニン」に変更された経緯がある。 カニン級は1980年代末期から1990年代初期まで現役にあったが、改装したとはいえ旧 式化は免れず、西側戦力に対しては限定的能力しか持っていなかったと思われる。 余談だが、1975年5月、カニン級の「ボイキィ」と「ツグチィ」は第二次世界大戦終結30年 を祝って、マサチューセッツ州ボストンに寄港した。この2艦は、戦後アメリカを訪問した最 初のソ連艦艇であった。
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