コニ級軽対潜フリゲート艦Koni Class |
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
| コニ級は、外国供与向けに特別建造された沿岸用対潜艦艇である。本級はおそらく、 リガ級フリゲートの更新用に開発されたものと思われる。 対潜用のセンサーと兵器はいずれも、ショート・レンジの浅海面用のもの(浅海面攻撃 に不適な可変深度ソーナーや魚雷発射管は搭載していない)であり、また艦の速力や 航続距離はいずれも限界があり、外洋行動には適していない。 形状は旧ソ連の小型戦闘艦の系列にそっており、小型のグリシャ級と似ている。上部 構造物は分離構造で、両者の間には発射管の搭載スペースが残してある。後部には 爆雷投下軌条2条のほか、機雷敷設と掃海の設備が装備されている。また、甲板室の 配置は後期に建造された艦では異なっているようだ。 主機はディーゼルとガスタービンを組み合わせたCODAG推進装置で、総出力3万馬 力により3軸を回している。なおディーゼル・エンジンは、中央軸につながっている。 本級は実物宣伝用と乗員訓練用に1隻だけ旧ソ連海軍向けに建造されたが、ほかは 全て輸出に回され、最盛期には年1隻の割合で建造が続けられていた。主な供与国 は、アルジェリア(3隻)、キューバ(3隻)、東ドイツ(3隻)、リビア(2隻)、ユーゴスラビ ア(2隻)などである。ちなみに、ユーゴの2隻は、後部発射のSS-N−2cスティックス・ ミサイルを追加装備されている。また、旧ソ連向けに建造された1隻は後にブルガリア に輸出された模様である。
|