マトカー級水中翼高速ミサイル艇Matka Class |
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| <開発&設計> マトカー級はチューリャ級水中翼魚雷艇に複雑なミサイル・システムを格納 するための大型上部構造物と大型の76.2mm砲を前部に設置した高速 ミサイル艇である。ちなみに、チューリャ級はオーサ級の船体と推進プラント を用いているので、本級も外観は大分異なるがオーサ級の発展型と見るこ とができる。船体前部には水中翼が取り付けられており、高速時には艦尾 水平面が水面上まで上がる。 武装はSS-N-2cスティックス対艦ミサイルであるが、決して新型のミサイル とは言えず、同時期に実用化されたサランチャ級が当時新鋭でSS-N-2の 後継ミサイルSS-N-9を装備しているのと比べると対照的である。また、オー サ級ミサイル艇と比べるとミサイルの装備数が4基から2基に減少している のも特徴の1つとなっている。 マトカー級は大量建造されたオ−サ級の後継艦と考えられており、旧ソ連 海軍最後の純粋なミサイル艇である。しかし、旧ソ連は当時本格的な大洋 海軍を目指しており、マトカー級のような小型の沿岸防衛用艦艇よりも、大 型の高速コルベット艦が重要視されるようになったため、マトカー級は16隻 だけの建造で計画中止となった。また、これはマトカー級が成功作でなかった ことを示している。 1番艇は1976年に進水、1978年に完成したが探索用と誘導用のレーダー は1980年まで装備されなかった。現在ロシア海軍に残っているのは4隻で、 減少傾向にあり近い将来全て退役するものと思われる。なお、輸出・供与は なされていない。
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