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ミル Mi−6フック大型輸送ヘリコプター

Mil Mi-6 HOOK

 
形式 重大型輸送ヘリコプター
初飛行年 1957年
主ローター直径 35.0m
全長(テールローターを含む) 41.74m
全高 9.86m
自重 27240kg
最大離陸重量 42500kg(滑走無しの場合)
エンジン ソロビエフD−25Vターボシャフト

エンジン(5500軸馬力)×2基

最大速度 300km/h
実用上昇限度 4500m
航続距離 620km(ペイロード8000kg)
総生産機数 生産終了(1981年)

800機以上

使用国 ・アルジェリア(5機)

・エジプト(機数不明)

・エチオピア(機数不明)

・イラク(機数不明)

・ラオス(2機)

・ペルー(陸軍:2機、空軍:5機)

・ポーランド(機数不明)

・シリア(機数不明)

・ベトナム(機数不明)

・ロシア(陸軍:機数不明)

 

<開発>

ミル Mi−6(NATOコードネーム「フック」)は1957年9月に初飛行した超大型ヘリコ

プターで、出現当時は世界最大のヘリコプターであった。ちなみに、Mi−6の最大積

載重量は当時西側で最も巨大だったシコルスキーS−64A(S−64はその後10年

間を通して西側の最も巨大なヘリコプターでありつづけた)の総重量を上回っている。

Mi−6はVVS(ソ連空軍)及びアエロフロート(ソ連国営航空)双方の要求を満たす

ために開発されたもので、ソ連で量産される初のタービン駆動ヘリコプターでもあった。

Mi−6の試作機は5機作られたが、試験は非常に順調で、このような野心的な航空

機としては異例の速さで開発が進み、1960年には量産が開始された。また、Mi−

6は1962年までに飛行速度、積載重量を含む14ものヘリコプターの世界記録を塗

り替え、一部の記録は1983年まで塗り替えられることが無かった。

Mi−6は軍の他に、アエロフロートで民間用途にも使用され、特に他の交通機関で

はアクセスの難しい僻地への輸送、大規模な建設プロジェクトなどで重宝された。

 

<設計>

Mi−6は巨大なスタブ翼を胴体左右に装備しており、これにより巡航時にメインロー

ターに加わる負担の20%低減を実現している。なお、このスタブ翼は簡単に取り外

せるように設計されており、重量のある貨物を積載する際には重量低減のために取

り外される。乗員は5名で、基本型のMi−6フックAでは完全武装の兵員最大70名

、又は旅客65〜90名を乗せることができる。また、患者輸送型として使用する場合

は、最大41個の担架と医師2名を乗せることが可能。貨物運搬型として使用する場

合の最大搭載量は12000Kgである。

 

<生産>

Mi−6は1981年に生産を終えるまでに800機以上が製造された。アルジェリア、

エジプト、エチオピア、イラク、シリア、ベトナム、ペルーなど多数の国に輸出され、陸

軍・空軍の双方で使用された。

 

<バリエーション>

○Mi−6 フックA: 基本型

○Mi−6P: 民間旅客型

○Mi−6T: 軍仕様汎用型

○Mi−6VKP/VZPu フックB: 指揮/電子戦型

○Mi−6BUS/AYa フックC: 指揮型、別名Mi−22

○Mi−6PS: 軍用救難型

○Mi−6PZh/PZhz: 消防型

○Mi−6S: 救命救急型

○Mi−6Tp: 多用途型

○Mi−6TZ: 燃料輸送型

 

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AD2002 05/11Update

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