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モスクワ級航空重巡洋艦

Moscow Class Aircraft Carrying Cruiser

 

プロジェクト番号 1123「コンドル」
完成隻数 2隻
基準排水量 1万4600トン
満載排水量 1万9200トン
全長 189.1m
全幅 25.9m
フライトデッキ 幅: 34.1m

レイアウト: ヘリポート×4

        エレベーター×2

機関 蒸気タービン

4ボイラー 2軸

出力: 9万馬力

最高速力 29ノット
航続距離 12ノットで1万4000海里

18ノットで6000海里

武装 <主砲>

・57mm80口径 AK257連装機関砲

 ×2

<対空ミサイル>

・SA−N−3ゴブレット発射機×2

<対潜ミサイル>

・SUW−N−1連装対潜ミサイル発射機

 ×1

RBU−6000対潜ロケット発射機×2

<デコイ>

・連装チャフ発射機×2

電子兵装 <対空レーダー>

・トップセイル

・ヘッドネットC

<対艦レーダー>

・Don2×3

<航法レーダー>

・Palm Frond×3

<火器管制レーダー>

・ヘッドライトSAM管制レーダー

・Trap Door

・Kite Screech

・Bass Tilt×4

・Cross Sword×4

<ソナー>

・Orion LF long range

(引き込み式ソナードーム)

・Vega(曳航式)

搭載航空機 Ka−25又はKa−27対潜ヘリ×14機

Ka−25早期警戒ヘリ×4機

乗員 850名
同型艦 ・モスクワ

・レニングラード

 

<特徴>

1、ソ連初の本格的航空巡洋艦

ソ連初の本格的航空巡洋艦で、固定翼機は搭載できないものの、18機もの対潜、

早期警戒ヘリを搭載することができる。

 

2,重武装(特に対空兵装)である

ソ連独特の重厚な外観で、レーダーや武装が所狭しと配置されている。

モスクワ級の特徴としては他のソ連艦と同様対空武装が強力なことで、これは非常

に強力なアメリカの海洋航空戦力に対抗するためである。

また、モスクワ級では基地航空隊の援護のない外洋の行動が意図されているため、

自力で自らの身を守る必要があった。

 

<開発>

モスクワ級ヘリコプター搭載巡洋艦は、四方を取り囲んでいるアメリカの戦略ミサイル

潜水艦(SSBN)の脅威に対抗するために開発されたソ連初の航空巡洋艦である。

ヘリ巡洋艦の最初の概念がソ連政府から出されたのは1958年のことであった。

そして、この計画はNevskoye計画と呼ばれ、この設計概念を盛り込んだプロジェクト

1123という艦船の設計が開始された。設計主任はA. Savichevで、1967年からは

A. Marinichが引き継いでいる。この間、多数の設計プランが立案され、排水量も当初

の予定の4500トンから1万4600トンまで大型化した。そのため、出現した当時は

ソビエト海軍最大の軍艦であった。

モスクワ級航空巡洋艦はカモフ25「ホーモン」二重反転式ヘリコプターを18機搭載

することができ、アメリカのSSBN狩りを期待されたが、その間にアメリカのSSBNの

搭載する弾道ミサイルの射程が急激に伸びたため、アメリカのSSBNはよりソ連から

離れた広範囲の海域をパトロールするようになり、モスクワ級の能力では対応できなく

なってしまった。そして、次の本格的対潜空母であるキエフ級の開発が進められること

になる。

 

Moskva-1.jpg (11841 バイト)

 

Moscow-2.jpg (31253 バイト)

 

 

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