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ミサイル駆逐艦カシン型

KASHIN CLASS

 

完成隻数 20隻(1962年〜1972年)
基準排水量 3500トン
満載排水量 4750トン
全長 144m
15.8m
喫水 4.7m
主機 GOGAG 

4×DE59ガスタービン(52.9MW)

72000馬力、2軸

速力 37ノット
兵装 ・SA−N−1SAM連装発射機2基

(射程17nm、飛翔速度マッハ2)

・76mm連装砲2基

(仰角80度〜俯角0度、発射速度毎分90発、射程8nm)

RBU−6000 12連装対潜ロケット発射機2基

(搭載ロケット弾数120発)

・RBU−1000 6連装対潜ロケット発射機2基

(射程1000m)

・533mm5連装魚雷発射管 1基

電子機器 対空レーダー

ヘッドネットC 3D E−band

ビッグネット C−band

・航法機器

2 Don 2/Don Kay/Palm Frond; I−band

・火器管制レーダー

2 Peel Group; H/I−band(SA−N−1SAM用)

2 Owl Screech; G−band(76mm砲用)

・IFF

High Pole B

・ソナ−

Bull Nose or Wolf Paw; hull−mounted; active search and

attack

Mare Tail; VDS; search

・デコイ

対魚雷用デコイ×2

・ECM/ESM

2 Bell Shroud

2 Bell Squat

2 Watch Dog

航続距離 20ノットで4000マイル

30ノットで2600マイル

乗員 280名(うち士官20名)

 

<改型>

改造隻数 6隻(1972年)
基準排水量 3950トン
満載排水量 4900トン
全長 147m
兵装 改型より新たに追加された兵装

・SS−N−2cスティックスSSM発射筒4基

(アクティブレーダーホーミング、射程45nm、飛翔速度マッハ0.9)

30mmCIWS 4基

(65口径、6連装、最大仰角85度、発射速度3000発/分、射程2km)

電子機器 改型より新たに追加された兵装

・2 Bass Tilt; H/I−band(30mmCIWS管制用)

現就役艦 ・Skory

・Sderzhanny

 

旧ソ連海軍が最初からミサイル駆逐艦として建造した最初のタイプで、1962年から72年にかけて合計20隻が

建造された。当初大型対潜艦と呼称していたが、SA−N−1対空ミサイル発射機2基、76ミリ連装砲2基を主

兵装としていおり、対空戦闘を重視した艦である。1972年に6隻が艦尾を3メートル延長し、SS−N−2SSM

発射筒4基の搭載、ヘリコプター甲板を艦尾に設置するなどの近代化改修工事を実施し、この改装はカシン改型

とも呼ばれている。本級はまた、推進機関にオール・ガスタービン推進を採用した最初の航洋艦としても知られて

いる。20隻建造された本級も、事故で失われた艦もあり、現在原型11隻、改型3隻が在籍している。なお本級

の5番艦プロヴォルイヌイは、80年代後半にSA−N−7SAMの試験艦に改装されており、装備が同型艦と

異なる。

兵装配置は、前後にガスタービンの大型角形煙突が合計4本装備されており、就役当時は前後とも同じ高さ

だったが、のちに前部煙突2本を約2メートル延長している。艦橋構造物や2基のトラス構造のマスト上には各種

レーダーがカンザシのように装備されているが、艦橋上のレーダーはSA−N−1射撃指揮用のピール・グループ

、前部マストが対空見張り用のヘッド・ネットC、後部マスト上が同じく対空見張り用のビッグ・ネットである。本級

就役当時は、前後マスト上のレーダーはヘッド・ネットAが装備されていたが、後に換装されたものである。

また、改型では後部煙突両脇にSS−N−2SSM発射筒合計4本が後ろ向きに装備されている。この後ろ向き

装備については、冷戦時代の戦争勃発時に追跡していた米空母機動部隊に離脱しながらミサイルを発射する

ためであったと言われている。

 

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