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スホーイSu24フェンサー

 

名称 スホーイSu−24

NATO名 「フェンサー」

形式 複座可変翼戦闘爆撃、偵察、電子戦機
翼幅 (後退角16度) 17.638m

(後退角69度) 10.366m

主翼アスペクト比 (後退角16度) 5.63

(後退角69度) 2.10

全長(ブローブ含む) 24.594m
全高 6.19m
水平尾翼幅 8.39m
空虚重量 19000kg
最大離陸重量 39700kg
エンジン サチュルン/リュ−リカ AL−21F−31ターボジェット×2

ドライ推力75.0kN

アフターバーナー推力109.8kN

最大翼面荷重 945.2kg/平方メートル
最大推力荷重 180.5kg/kN
最大水平速度 (クリーン、高高度) マッハ1.35

(クリーン、海面高度) マッハ1.08

失速速度(フラップ、脚下げ時) 151kt(280km/h)
海面上昇率 9000m/min
実用上昇限度 17500m
荷重制限 +6.5G
着陸滑走距離 1300m
離陸滑走距離 950m
初号機初飛行 1970年1月
主な配備国 ロシア(1236機)

ベラルーシ(87機)

カザフスタン(数十機)

トルクメニスタン(十数機)

アルジェリア(10機)

シリア(機数不明)

 

<計画>

バーベル・スホーイの後任者であるイェブゲニー・S・ツェルソナーの下、1964年に設計が開始され、Il−28,

及びYak−28攻撃機と置き換えられるものであった。

現在はモニノに置かれている試作機T−6は、1967年6月に初飛行し、翼端を下方に向けた固定デルタ翼の

主翼を持ち、離陸性能を高めるためにコリェソフの補助ブースター・モーター4基を胴体下に垂直に装備していた。

量産型には、T−6−2GI可変翼試作機が選定された。初飛行は1970年1月。1981年の時点で、

年間60〜70機の割合で引き渡されていた。

 

<設計の特徴>

型翼配置の可変主翼を持ち、翼断面は固定パネル部がSR14S−5・376、可変部は内側のSR14S−9・226

から翼端部がSR16M−10と変化している。付け根部には、4度30分の下反角があり、取り付け角は、

付け根部が0度、翼端部が−4度になっている。三角形のグローブ・ボックスを有する。外翼の可変部は、4段階

(後退角16度、35度、45度、69度)で作動し、回転式パイロンが付けられる。胴体は、角を丸めた短形断面。

エンジン空気取り入れ口トランクを内蔵し、それぞれスブリッタ−・ブレードとわずかに下方に傾けられた外側

リップが付けられている。垂直安定版下部の翼弦は、前方に延ばされていて、折り曲がり型前縁を構成している。

垂直安定版の前縁後退角は59度30分で、方向舵は30度、水平安定版は50度の前縁後退角を有する。

基本的な運用思想は、「前線爆撃機」とされていて、防空網制圧や堅固な目標の破壊用に各種の空対地ミサイル

を携行することが可能である。

専用に開発された長距離航法システムと、光学兵器システムにより、夜間や悪天候時でも高い精度で敵空域へ

侵入する能力を有し、目標から50m以内でも兵器を投下することが可能。

 

<降着装置>

油圧引き込み式の3脚で、各脚とも2重車輪を装備。

主脚は後方に上げて空気取り入れ口ダクトと内側のフェアリングに収納される。また、操向可能な前脚も後方

引き込み式である。

オレオ・ニュ−マチック衝撃吸収機構を装備。主脚は、トレイリーング・リンク。主脚ホイールはKT−172で、

タイヤ寸法は950×300mm、圧は12.15バール。

前脚はKN−21ホイールで、タイヤ寸法は600×200mm、圧は9.1バール。

主脚には、IA−58アンチスキッド・ユニット付きのKT−69・430ブレーキが装着されている。前脚には泥除けが

付けられていて、後部胴体には2連の円形制動傘が収められていて、面積はそれぞれ25平方メートル。

 

<発動機>

サチュルン/リューリカ AL21F−31ターボジェット×2

ドライ推力75.0KN

アフターバーナー推力109.8KN

 

空気取り入れ口は固定式。

機内には4個の燃料タンクがあって、容量は、11700リットルあり、さらに胴体下に2000リットルの増槽2本、

主翼グローブ部下に3000リットル増槽2本を携行できる。

給油は加圧および重力方式で行われ、ブロ−ブ・アンド・ドロ−グ方式の空中給油能力があり、パディ方式の空中

給油母機とすることも可能。ちなみに、潤滑油容量は24リットルである。

 

<仕様>

乗員2名(パイロットと兵装システム士官)が、K−36DM射出座席に並列に座るように設計されている。

コックピット幅は1.65mで、投棄可能なキャノピ−で覆われている。

また、中央部を境に2枚のパネルに分かれて、後ろヒンジで上方に開くようになっている。

 

<電子機器>

レーダー走査装置 機首に重ね合わせて2基を装備

航法/攻撃および地形走査や空中目標の捕捉に使用

レーザー測距/目標指示装置 前部胴体下面に装備
SPO−15レーダー警戒受信機 エンジン空気取り入れ口脇と、垂直安定版に装備
LO−82 Mak−ULミサイル警報受信機 中央胴体上面と、前部胴体下面に装備
熱交換器用ラムエア取り入れ口 中央胴体上面と、垂直安定版基部に装備
ゲラン−Fアクティブ妨害装置  
統合型防御支援機材  

 

<兵装>

胴体下、両主翼グロ−ブ部、外翼部に合計9ヶ所の兵器ステーションを装備

TN−1000およびTN−1200戦術核爆弾  
Kh−23無線指令誘導空対地ミサイル 短距離用、射程5km

NATO名 「AS−7ケリ−」

Kh−25MLセミアクティブレーザー誘導空対地ミサイル

(MR型はラジオ指令誘導)

短中距離用、射程 ML型 20km

            MR型 10km

NATO名 「AS−10カレン」

Kh−58慣性及びミリ派アクティブレーダー誘導対レーダーミサイル 中長距離用、射程50km

NATO名 「AS−11キルタ−」

Kh−25MP慣性及びパシブレーダー誘導対レーダーミサイル 中距離用、射程25km

NATO名 「AS−12ケグラ−」

Kh−59テレビ指令誘導空対地ミサイル 中長距離用、射程60km

NATO名 「AS−13キングボルト」

Kh−29Lセミアクティブレーザー誘導空対地ミサイル 短距離用、射程 L型 10km

           T型 12km

NATO名 「AS−14ケッジ」

Kh−31P慣性及びアクティブレーダー誘導空対地ミサイル 長距離用、射程 A型mod1 50km

           A型mod2 70km

           P型mod1 150km

           P型mod2 200km

NATO名 「AS−17クリプトン」

これら対地ミサイル及び対レーダーミサイルを合計4発搭載できる

R−60赤外線誘導空対空ミサイル 短距離格闘用、射程3km

NATO名 「AA−8エイフィド」

GSh−6−23Mガトリング式6砲身機関砲 胴体下右舷のフェアリング内に固定装備

他に記録用カメラを搭載

 

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