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原子力ミサイル巡洋艦キーロフ

KIROV CLASS

 

建造年 1980年〜1992年
完成隻数
基準排水量 19000トン
満載排水量 24300トン
全長 252m
28.5m
   
主機 原子炉2基+重油専焼加熱缶2基

蒸気タービン2基、2軸

出力 150000馬力
速力 30ノット
兵装 SS-N-19用VLS20基

SA-N-6SAM用VLS12基

SA-N-4SAM連装発射機2基

SA-N-9SAM用VLS16基(フルンゼ、カニーリン)

SS-N-14SUM連装発射機2基(キーロフ)

100mm単装砲2基(キーロフ)

130mm連装砲1基(フルンゼ、カニーリン)

30mmCIWS 8基(キーロフ、フルンゼ)

CADS-N-1CIWS 6基(カニーリン)

RBU-6000 12連装対潜ロケット発射機1基(キーロフ、フルンゼ)

RBU-12000 10連装対潜ロケット発射機1基(カニーリン)

RBU-1000 6連装対潜ロケット発射機2基

533mm5連装魚雷発射管2基 

乗員 840名

注:兵装は各艦異なっているのでそれぞれ表記

 

第二次大戦後建造された世界の水上戦闘艦で、本級ほど各国海軍の注目を集めた艦はないだろう。1番艦 

キーロフが出現したのは1980年代だが、24000トンにも及ぶ巨体に、SS-N-19SSM、SA-N-6SAMを中心

とする強力な対空、対艦ミサイル兵装を装備し、しかも垂直発射方式を初めて採用するなど、技術的にも注

目するべき点を有している。また、SS-N-19SSM、SA-N-6SAMの垂直発射機を前部甲板に集中配備すると

いう独特の兵装配置方法をとっているが、一番艦キーロフではさらにその前部にSS-N-14SUM連装発射筒2 

基を装備していたが、2番艦フルンゼからはその位置にSA-N-9SAM用VLS16基を装備している。艦後部の 

砲兵装も100mm単装砲2基に換えて、新型の130mm連装砲1基が装備されており、これに伴って、上構

配置も変わっている。艦後部はヘリコプターの発着甲板になっており、艦尾にはVDSが格納されている。

1988年に就役した3番艦からは主兵装の配置はフルンゼとほぼ同一であるが、前甲板両舷、後部上構両

舷に装備されていた8基の30ミリCIWSは、短SAMと30ミリ・ガトリング機銃を組み合わせた新型のCADS-N

-1CIWS 6基に換装されている。本級は推進機関に原子炉を搭載した最初の旧ソ連水上戦闘艦で、大型の

煙突と相まって、就役当初は機関構成についてさまざまな憶測が流れたが、現在では原子炉で発生させた

蒸気を重油燃焼ボイラーで再加熱し、温度圧力を高めて蒸気タービンを駆動させる、原子炉、重油ボイラー

併用説が有力である。

もちろん24000トンという排水量の戦闘艦は、空母を除く水上艦艇では、戦後建造された最大の艦である。

現在4番艦まで就役いるが、5番艦は起工後まもなく建造中止となった。

 

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