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ミサイル駆逐艦ソブレメンヌイ

SOVREMENNY  CLASS

 

建造年 1980年〜
完成隻数 18隻+
基準排水量 6500トン
満載排水量 7300トン
全長 156m
17.3m
   
主機 蒸気タービン2基、4軸
出力 110000馬力
速力 32ノット
兵装 SS-N-22サンバーンSSM 4連装発射筒2基

SA-N-7SAM単装発射機 2基

130mm連装砲 2基

30mmCIWS 4基

533mm連装魚雷発射管 2基

RBU-1000 6連装対潜ロケット発射機 2基

搭載機 Ka25ホーモンBヘリコプターまたは

Ka27ヘリックス・ヘリコプター1機

乗員 364名

 

ウダロイ級とともに1980年代に出現した新型駆逐艦で、基準排水量は6300トンで、ミサイル巡洋艦クレス 

タ型に匹敵する大型艦である。前後部に新型の130mm連装砲、新型のSA-N-7SAM発射機各1基をダブ

ル・エンダーに配置し、艦橋両舷には、これまた新型のSS-N-22SSM4連装発射機各1基を装備している。

SA-N-7SAMは、本級に初めて搭載された新型ミサイルであるが、発射方式は垂直発射方式とせず、米海軍 

のMk13に類似した単装発射機を採用している。SA-N-7は、1980年代初めにカシン型ミサイル駆逐艦の1

隻プロウ゛ォルヌイに搭載され、洋上評価試験を実施した後本級に搭載されたものである。ミサイル射撃指揮

レーダーは、フロント・ドームと呼ばれるもので、片舷3基ずつ装備されており、同時多目標迎撃を狙っている

ものと考えられている。対潜ヘリコプターを1機搭載しており、発着甲板は旧ソ連軍艦として初めて艦中央部

の03甲板レベルの配置となっており、ヘリコプターの運用効率化がはかられている。格納庫は大型煙突の

後部に一体化して設けられているが、スペースの関係からか入れ子式構造となっている。格納庫を引き出し

た場合のヘリコプター甲板面積はかなり狭いようである。ヘリコプター甲板の後部にはSA-NSAM発射機と

130mm連装砲が装備されているが、この130mm砲は本級とキーロフ級の2、3番艦に搭載されている新

型砲で、最近開発された艦砲としては珍しく連装型となっている。

ウダロイ級はズダノフ建造所、カニーリングラードのヤンター建造所で並行建造されているが、本級はズダノ

フ建造所で集中建造されている。艦前部に顕著なシアを有する長船首楼船型を持っている。艦首楼はウダ

ロイ級よりもかなり短い。艦橋構造物を含めた上部構造物は、従来の旧ソ連駆逐艦に見られなかった大型

構造となっており、太い単煙突と相まって重厚な艦容を構成している。

本級の主機は蒸気タービンだが、1980年代に建造された旧ソ連の新型艦がほとんどガスタービンを採用し

ている中で、本級のみが従来型の蒸気タービンを採用したのは、どんな理由によるのだろうか。

 

Sovremenny-1.jpg (30644 バイト)

 

Sovremenny-2.jpg (25175 バイト)

 

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