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1160号計画艦オリョールProject 1160 |
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Specifications |
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Development & History |
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| <開発> 旧ソビエト連邦では、1967年に初の本格的な航空機搭載艦モスクワが就役していた。これはソ連海軍の歴史上、画期的な出来事であったが、一方でヘリコプターと一部VTOL機しか搭載できないモスクワ級の能力が限定的であることも確かであった。また、モスクワ級は対潜任務を主任務としており、艦隊にエアカバーを提供することができなかった。 また、1960年代後半に行われた研究では、空母は艦隊にとって必要不可欠で、航空機のエアカバーが無ければ、艦隊は敵の航空脅威下で効果的な役割を果たすことが出来ないという結論に至っていた。 一方で、1970年代のソ連首脳部や軍部の意見は必ずしも一致したものでは無かった。特に、当時、開発の目処がついていたVTOL機(垂直離着陸機)を搭載し、強力な対潜兵装と防空網を有する巡洋艦タイプのVTOL空母を評価する声が政権内にあった。また、VTOL空母は正規空母のような複雑なシステム(カタパルトや着艦拘束装置)が不必要で、安価であった。このような政権や軍部内の見解の相違は、正規空母の建造計画を、その必要性にもかかわらず、かなり遅らせる結果になる。 このような環境下ではあったが、大型空母開発の流れは続き、旧ソ連海軍は次のステップとして、ヘリコプターだけでなく、固定翼の艦載戦闘機を搭載できる本格的な航空母艦の計画を始動した。1971年には海軍から技術要求仕様TTZが出され、正式に開発計画がスタートした。この計画はプロジェクト1160と名付けられ、TsKB−17設計局が設計を担当した。艦の大きさについては45000トンから100000トンまで8つのタイプが検討されたが、結局、経済性と空母としての効率性を踏まえて、80000トン級に落ち着いた。1973年に非常に野心的な設計の1160号計画艦「オリョール」の設計が完了した。 しかし、主に費用の問題から、マーシャル・グレチコ国防相は1160計画艦「オリョール」の設計に異論を唱えた。そのため、1160号計画艦「オリョール」の設計は放棄され、より規模の小さい1153号計画艦の開発につながる。
<設計> オリョール級は原子力推進、排水量8万トンという超大型艦で、4基の蒸気カタパルトを有し、能力の制限された垂直離着陸機(VTOL)では無く、通常の艦載機を70機程度搭載することができた。これらの艦載機はアメリカの空母のそれと同じように艦隊にエアカバーを提供し、攻撃任務の他、早期警戒任務など複数の任務をこなすことができる。 一方、アメリカの空母と決定的に異なる面もある。それは、対艦ミサイルを搭載していることで、これは後のソ連製空母にも見られる特徴である。空母への対艦ミサイルの搭載は、ゴルシコフ海軍総司令官が個人的に推したとも言われている。ただし、全体的にはアメリカの空母と目指した物は共通で、計画を強力に支持していたマーシャル・グレチコ国防相自身、アメリカの大型空母に匹敵する艦を保有したいという野心を抱いていた。
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AD2003/08/26 Update
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