ポモルニク級エアクッション型揚陸艇Pomornik Class |
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| <開発&設計> エアクッション型揚陸艇は1986年に旧ソ連海軍に配備された。ポモルニク級の任務 は上陸部隊を迅速に海岸に展開させ、適切な火力支援を上陸部隊に提供することに ある。また、ホーバークラフトとという特性を生かして直接海岸に揚陸することができる ほか、浮上しているため地雷原の上も通過することが可能である。 武装は最前部に上陸部隊援護用の140mm22連装ロケット発射機2基、その1段後 方に同じく上陸部隊援護用と近接航空戦闘用にAK−630 30mm6連装ガトリング 砲(CIWS)2基、対空戦闘用にイグラ1M携帯用対空ミサイル4基を装備し、船体の大 きさの割には極めて重武装である。ポモルニク級は最大で130トンの物資積載能力を 持ち、T−80主力戦車なら3両、BMP−2歩兵戦闘車なら8両、BTR−70装輪装甲 兵員輸送車なら10両、完全武装の兵士なら360名まで搭載できる。なお、前部には 部隊を展開させるランプを装備しており、河岸に上陸したらここから兵士や車輌を迅速 に展開させることが可能となっている。ポモルニク級の最高速度は約60ノットで、海面 ・砂浜・湿原などを移動できる他、最高2メートルまでの障害物を乗り越えることができ る。ただし、エンジンの信頼性はあまり高くなく、標準状態でのエンジンの設計寿命は 500運転時間に設計されているが、積載重量を増すと50運転時間にまで激減すると いう。 ポモルニク級は1986年から1994年の間に10隻が完成した。このうち少なくとも3 隻がウクライナに渡り、1隻はウクライナ向けに新造されたものであると言われている 。現在ロシア海軍6隻が在籍しているが大半は稼動状態になく、予備役に回されたも のと思われる。また、建造中だった2隻は1994年にスクラップになった模様である。
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