| Development & History 開発
SO−1型(プロジェクト201)は、1950年代後半に建造された対潜哨戒用の駆潜艇で、そのシルエットはポチ級コルベットの小型版といった印象である。開発はゼレノドルスク造船所が担当し、1955年にプロトタイプが完成した。
プロトタイプは基準排水量145トン/満載排水量161トンで、45mm機関砲を搭載していた。機関は2000馬力級のディーゼルエンジンが予定されていたが、開発が間に合わず、暫定的に1200馬力のM−50Fディーゼルエンジンを5基搭載していた。
その後、1957年にゼレノドルスク造船所で生産が始まったが、生産型はプロトタイプと比べて大型化され、砲が45mm単装砲から25mm連装機関砲に変更されている。また、機関もプロトタイプの暫定的な構成から、30−Dディーゼルエンジン(2500馬力)×3基に変更されている。
武装
主武装は前部に集中して装備しているRBU−1200対潜ロケット発射機である。RBU−1200対潜ロケットは1950年代後半に開発された当時最新鋭のロケット兵器で、弾丸径250mm、弾丸重量70kg、炸薬重量34kg、射程は1200が表すとおり1200mである。発射機は、5連装で、3本と2本に分けて1.4mの発射筒が重なられている。ちなみに、発射機は俯仰はできるが、旋回は出来ない。ロケットの再装填は人力で行う。
対潜兵器は、RBU−1200ロケットの他に、爆雷投射機を船尾に備えており、12個の爆雷を搭載することができる。
砲は、前後に2M−3 25mm連装機関砲を装備している。この砲は元々第二次世界大戦中にボフォース社からライセンスを取って生産したもので、戦後になって連装型が完成している。なお、後部の砲塔を取り除いて406mm魚雷発射管を両舷に1門ずつ搭載した艦もある(プロジェクト201T)。また、57mm砲を搭載した艦も確認されている。
建造
1957〜1958年にかけて、ゼレノドルスク、ケルチ、ハバロフスクの3ヶ所で、自国用(KGB向けを含む)と輸出用合わせて160隻が建造された。また、北朝鮮ではライセンス生産も行われた。SO−1が供与された国は以下の通り。
・ アルジェリア(6隻)
・ アルバニア(4隻)
・ ブルガリア(6隻)
・ キューバ(10隻)
・ 中国(2隻、1960年)
・ エジプト(12隻)
・ 東ドイツ(16隻、1959年〜1960年)
・ イラク(3隻)
・ 北朝鮮(6隻+ライセンス自国生産12隻)
・ モザンビーク(2隻、1985年)
・ ベトナム(13隻)
・ 南イエメン(2隻)
ソ連本国では1977年〜1991年にかけて全艦除籍。
Status
保有国
・ 北朝鮮(18隻)
Variants
プロジェクト201
基本型。
プロジェクト201T
406mm魚雷発射管を搭載したタイプ。
プロジェクト201M
エンジン構成が37−Dディーゼルエンジン(2000馬力)とM−50Fディーゼルエンジン(1200馬力)の組み合わせに変更されたモデル。満載排水量が213トンに減少。
プロジェクト201P
KGB(国家保安委員会)向けのタイプ。

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